サーク
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サーク(Xak)は、マイクロキャビンの人気アクションロールプレイングゲーム (ARPG) 、『サークシリーズ』の第1作目。1989年にPC-8801版を発売し、その後MSX、PC-9801、X68000、スーパーファミコン(サン電子発売)、PCエンジン(I・II合本)などでも発売された。
サークシリーズは、続編や外伝を含み、全5作品が発売された。
のちに同社の『幻影都市』などにも採用される『VR(Visual Representation)システム』というものが初めて使用されており、斜め上からの見下ろし型のビューで立体的なマップ構成で表現されている。主人公が建物の影に隠れてしまっても半透明で表示される、当時では画期的なシステムであった。
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[編集] あらすじ
聖域に封印された妖魔バドゥーが何者かによって封印を解かれ、危機に瀕するウェービス国。そこで国王は、バドゥーを250年前に封印したデュエル戦士の末裔ドルク・カートのもとへ妖精ピクシーを使いに出し、打倒バドゥーを命じる。しかし、ドルクは行方不明になっており、その息子ラトク・カートが、父に代わってバドゥー討伐へと旅立ってゆく。
[編集] 主な登場人物
- ラトク・カート
- 『サーク』シリーズの主人公。戦神デュエルの血を引く少年。
- ピクシー
- 『サーク』シリーズに登場する妖精で、メッセンジャーとしてラトクの前に現れて以来、ずっとラトクと行動を共にする。
- フレイア・ジェルバーン
- 通称フレイ。ラトクに助けられたのをきっかけに一目惚れし、以後ラトクの役に立ちたくて魔法学校に入学、魔導士となる。
- リューン・グリード
- ラトクと同様、戦神デュエルの血を引く剣士。
- エリス
- ラトクをめぐり、フレイとは恋敵的存在。
[編集] シリーズ作品
- 『サーク』
- 『サークII』
- 『サークIII』
- 『Xak - ガゼルの塔 -』- サーク外伝
- 『フレイ』 - サークシリーズのヒロインの一人フレイア・ジェルバーンが主人公のARPG