シャルンホルスト級大型巡洋艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャルンホルスト級大型巡洋艦( - きゅう おおがたじゅんようかん、Scharnhorst class)はドイツ海軍の巡洋艦。1907年10月24日に「シャルンホルスト」が、1908年3月6日に「グナイゼナウ」が竣工した。「シャルンホルスト」は1909年に、「グナイゼナウ」は1910年に東アジア艦隊所属となった。第一次世界大戦の開戦で南米経由でドイツへ向かう途中1914年11月1日のコロネル沖海戦ではイギリス艦隊を撃破したが、12月18日にフォークランド沖海戦でイギリスの巡洋戦艦と交戦し撃沈された。
[編集] 諸元
- 常備排水量: 11616t
- 満載排水量: 12985t
- 全長: 144.6m
- 全幅: 21.6m
- 速力: 23.5kt(シャルンホルスト) 23.6kt(グナイゼナウ)
- 乗員: 764名
- 武装
- 40口径21cm連装砲 2基
- 40口径21cm単装砲 4基
- 40口径15cm単装砲 6基
- 35口径8.8cm単装砲 18基
- 45cm水中魚雷発射管 4門