シュトルーベ
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シュトルーベ家は4代にわたってドイツ、ロシア、アメリカで活躍した天文学者を輩出した家系である。
- フリードリッヒ・フォン・シュトルーベ(en:Friedrich Georg Wilhelm von Struve,1793年-1864年) - ドルパト大学天文学教授兼同天文台の台長を務めた。
- オットー・フォン・シュトルーベ(en:Otto Wilhelm von Struve,1819年-1905年) - 1の息子。プルコワ天文台長を務めた。
- ヘルマン・シュトルーベ(Karl Hermann Struve , 1854年-1920年) - 2の息子。ドイツに戻りケーニヒスベルク天文台長を務める。
- ルドヴィッヒ・シュトルーベ(Gustav Wilhelm Ludwig Struve,1858年-1920年) - 2の息子
- ゲオルグ・シュトルーベ(Georg Otto Hermann Struve,1886年-1933年) - 3の息子。ヴィルヘルムスハーフェン海軍天文台などで観測。
- オットー・シュトルーベ(Otto Lyudvigovich Struve,1897年-1963年) - 4の息子。ロシア革命によりアメリカに移住。ヤーキース天文台長などを務めた。
天文学者以外に1の息子にはロシア革命史の人物ピョートル・シュトルーベ(1870年-1944年)がいる。