ジェームズ・リンゼー
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ジェームズ・リンゼー(James Ludovic Lindsay, 26th Earl of Crawford, 9th Earl of Balcarres:第26代クローフォード伯爵、第9代バルカレス伯爵、1847年 - 1913年)はイギリス、ヴィクトリア朝時代の天文学者である。王立天文学会のメンバーとなり、1878年から王立天文学会の会長を務めた。
若い頃から天文学に興味を持ち、スコットランドのアバディーンシャーのDunechtに父親とともに私設の天文台を建設した。観測機器を揃える一方、当時最も貴重な天文学文献のコレクションである Bibliotheca Lindesianaを造り上げた。
1870年に日食の観測のためにスペインのカディス(Cádiz)で観測を行い、1874年に金星の日面通過をモーリシャスで観測を行った。
1888年にエディンバラ王立天文台が閉鎖されようとした時、リンゼーは観測設備とBibliotheca Lindesianaを新天文台の建設のために寄付した。これによって1896年にブラックフォードヒルに新しい天文台が設立された。