ジャクソンカメレオン
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?ジャクソンカメレオン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() ジャクソンカメレオン Chamaeleo jacksonii |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Chamaeleo jacksonii Boulenger, 1896 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャクソンカメレオン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Jackson's chamaeleon |
ジャクソンカメレオン(Chamaeleo jacksonii )は、有鱗目トカゲ亜目カメレオン科カメレオン属に分類されるトカゲ。
目次 |
[編集] 分布
自然分布はケニア、タンザニア。 C. j. xantholophus 亜種がハワイに移入。
[編集] 形態
最大全長38cm。背面の正中線上にトゲ状の鱗が並ぶ。体色は環境や気分、体調によって変化するが基本的には緑色にオレンジ、黄、褐色、白の帯模様が入る。成体のオスは吻端に1本と額に1対あわせて3本の角が伸びる。亜種によるがメスは角が3本にならないこともある。
- C. j. merumontanus
全長150mm程の最小亜種。メスには1本角があり額にも2本小さい角があることもある。背面の正中線上にトゲ状の鱗は丸みを帯びる。
- C. j. xantholophus
最大亜種でメスには普通、角がない。背面の正中線上にトゲ状の鱗は大型で尖っている。
[編集] 亜種
- Chamaeleo jacksonii jacksonii Boulanger, 1896
- Chamaeleo jacksonii merumontanus Rand, 1958
- Chamaeleo jacksonii xantholophus Eason, Ferguson & Hebrard, 1988
[編集] 生態
高地にある森林に生息する。オス同士の縄張り争いの際には噛みついたり角を突き合わせて相手が引き下がるまで戦う。
食性は肉食性で他のカメレオンと同じく昆虫等を主に食べる。
繁殖形態は卵胎生で1回に7~51匹程の幼体を出産する。
[編集] 人間との関係
特徴的な形態からペットとして人気がある。生息地では乱獲のため生息数が激減しケニアでは保護のため輸出が禁止されている。 以前はハワイにペットとして持ちこまれた個体が放し飼いにされ繁殖した個体が流通していたが、環境破壊などのためここでも生息数が激減し輸出が禁止されている。現在は欧米で繁殖された少数の個体が流通するのみとなっている。
[編集] 関連項目
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