ジョンとヨーコのバラード
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ジョンとヨーコのバラード Ballad of John and Yoko |
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ビートルズ の シングル | ||
リリース | 1969年5月30日 (イギリス) 1969年6月4日 (アメリカ) |
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録音 | アビイ・ロード・スタジオ (1969年4月14日) |
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ジャンル | ロック/ポップ | |
時間 | 2分59秒 | |
レーベル | アップル・レコード | |
プロデュース | ジョージ・マーティン | |
チャート順位 | ||
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ビートルズ 年表 | ||
ゲット・バック (1969年) |
ジョンとヨーコのバラード (1969年) |
サムシング / カム・トゥゲザー (1969年) |
ジョンとヨーコのバラード (Ballad of John and Yoko) は、1969年にジョン・レノン作で発表されたビートルズ20枚目のシングル曲。(B面はジョージ・ハリスン作の「オールド・ブラウン・シュー」)。
目次 |
[編集] 概説
ジョンが小野洋子と再婚した時の騒動を綴った、ビートルズの公式発表曲としては唯一のジャーナリスティック・ソングである。この曲は、即刻リリースすることに意味がある内容だったため、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターの参加を待たず、ジョンとポール・マッカートニーのみによって録音された。ジョンがアコースティック・ギターとヴォーカルで、それ以外は、すべてポールによる演奏である[1]。それでも、ジョンは「テンポを上げてくれ、リンゴ」とポールに合図を送り、ポールが「オッケー・ジョージ」と4人で録音している気持ちで臨んでいたという。
なお、当時この作品からのシングルはステレオ盤で発売されることになる[2]。
[編集] チャート
イギリスのチャートでは第1位となった。
アメリカでは「ちくしょう!(Christ!)この世が楽じゃないのがわかるだろ。そうだ、俺たちはお前さん見たく晒し者にされるのさ。」というくだりが、キリスト教を冒涜しているとして放送禁止にしたラジオ局が多かった。そのため最高で8位とビートルズのシングルとしては振るわなかった。
[編集] 収録アルバム
- ヘイ・ジュード (1970年)
- ザ・ビートルズ1967年~1970年 (1973年)
- パスト・マスターズ Vol.2 (1988年)
- ザ・ビートルズ1 (2000年)
[編集] 脚注
- ^ 文献によるとジョージは友達のエリック・クラプトンの家に遊びに行っていて、リンゴは映画のロケで不在にしていたため参加できなかったという。
- ^ この作品のモノラル盤は無く、当時は前作の「ゲット・バック」まではモノラル盤のみで発売されていた