スウィート・リヴェンジ
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スウィート・リヴェンジ | ||
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坂本龍一 の アルバム | ||
リリース | 1994年 6月17日 | |
レーベル | フォーライフ・レコード | |
プロデュース | 坂本龍一 | |
坂本龍一 年表 | ||
ハート・ビート (1992年) |
スウィート・リヴェンジ (1994年) |
スムーチー (1995年) |
スウィート・リヴェンジ(Sweet Revenge)は1994年6月17日に発売された坂本龍一のアルバム。またはこのアルバムに収録された曲。
[編集] 解説
坂本自身が課題としていたメロディ重視のポップ路線を模索。極めて短期間に制作されたアルバムであり、そのことを坂本は朝日新聞のインタビューで「てんぷらも揚げたてをその場ですぐに食べるのが一番おいしいでしょ」と例えている。
[編集] 収録曲
- Tokyo Story ( music by Ryuichi Sakamoto )
- Moving On ( music by Ryuichi Sakamoto, word by J-Me )
- 二人の果て ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Taeko Onuki )
ヴォーカルは、坂本と今井美樹によるデュエット。 - Regret ( music by Ryuichi Sakamoto, word by J-Me )
- Pounding At My Heart ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Paul Alexander)
- Love And Hate ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Holly Johnson )
ヴォーカルは元フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのホリー・ジョンソン。 - Sweet Revenge ( music by Ryuichi Sakamoto )
元々はベルナルド・ベルトルッチの映画「リトル・ブッダ」エンディング・スタッフロールのために2番目に書かれた曲だった。最初に作った曲より「もっと悲しい曲にしろ」と注文されたので、この曲を書いて聴かせたら「悲しすぎる、救いがない」と言われて坂本が大激怒。曲のタイトルはベルトルッチ監督への復讐(リベンジ)という意味が込められている。坂本のシングル『08/21/1996』にピアノ三重奏ヴァージョンが収録されている。 - 7 Seconds ( music by Ryuichi Sakamoto, word by J-Me )
- Anna ( music by Ryuichi Sakamoto )
暗く、官能的でゆったりとした、ボサノヴァ調の曲。この曲の雰囲気を囁くようなバスクラリネットが効果的に醸し出している。 - Same Dream, Same Destination ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Roddy Frame )
ヴォーカルはアズテック・カメラのロディ・フレイム。 - Psychedelic Afternoon ( music by Ryuichi Sakamoto, word by David Byrne )
ヴォーカルはポール・アレックス、アート・リンゼイ。 - Interruptions ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Latasha Natasha Diggs )
- 君と僕と彼女のこと ( music by Ryuichi Sakamoto, word by Taeko Onuki )
ヴォーカルは坂本と高野寛。高野によるギターが何本も重ねられており、曲の印象を決定付けている。
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