スキーバッジテスト
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スキーバッジテストとは全日本スキー連盟(通称:SAJ)が定めるアルペンスキーの技能テストである。合格時するとバッジがもらえることから通称バッジテスト(バッヂテスト)と呼ばれる。
各都道府県スキー連盟が主管で、加盟するスキー学校、スキークラブで行われる。それぞれのテストに応じて6~1種目があり、公認検定員がジャッジする。通常スキー学校の検定会では2級以上のテストが実施され、3級以下のテストはスキー学校の講習中に行われる。
指導者を認定するスキー指導者検定の準指導員検定、公認スキーパトロール検定を受検するには級別テスト1級を取得していなければならない。
目次 |
[編集] テストの種類
- 級別テスト
- 5級から1級まで
- プライズテスト
- テクニカルプライズ、クラウンプライズ
- ジュニアテスト
- 6級から1級まで
- 中学生以下を対象
[編集] テストの内容
[編集] 級別テスト
[編集] 5級
- 種目:フリー滑降
- 内容:初級コースを降りてくることができる
- 評価方法:講師(公認検定員)は、講習を通して評価する
- 合否基準:100点満点中50点以上を合格とする
- 受験資格:小学生以上
[編集] 4級
- 種目:フリー滑降(連続ターン)
- 内容:初~中級コースで連続ターンができる
- 評価方法:講師(公認検定員)は、講習を通して評価する
- 合否基準:100点満点中55点以上を合格とする
- 受験資格:小学生以上
[編集] 3級
- 種目:
- パラレルターン大まわり(整地)/中斜面
- パラレルターン小まわり(整地)/中斜面
- フリー滑降/中斜面~中急斜面
- 内容:中級コースで大回りと小回りの連続ターンができる
- 評価方法:講師(公認検定員)は、講習を通して評価する
- 合否基準:1種目最大値100点×3種目で300点満点中180点以上(60%以上)を合格とする
- 受験資格:小学生以上
[編集] 2級
- 種目:
- パラレルターン大まわり(整地)/中急~急斜面
- パラレルターン中まわり(整地)/中斜面
- パラレルターン小まわり(整地)/中急~急斜面
- フリー滑降/総合斜面
- 内容:斜面の条件状況に対応してテールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑る
- 評価方法:公認検定員3名で以下の点を評価する
- ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)
- 斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)
- 運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)
- 合否基準:点数は公認検定員3名の平均値(小数点第1位を四捨五入)とし、1種目最大値100点×4種目で400点満点中260点以上(65%以上)を合格とする
- 受験資格:中学生以上、若しくはジュニアテストの1級及び2級取得者
[編集] 2級申告認定
全日本スキー連盟登録会員は自己申告によって2級の申告認定を受けることができる。
[編集] 1級
- 種目:
- パラレルターン大まわり(整地)/中急~急斜面
- パラレルターン中まわり(整地)/中斜面
- パラレルターン小まわり(整地)/中急~急斜面
- パラレルターン小まわり(不整地)/急斜面
- フリー滑降/総合斜面
- 内容:斜面の条件状況に対応してテールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑る
- 評価方法:公認検定員3名で以下の点を評価する
- ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)
- 斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)
- 運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)
- 合否基準:点数は公認検定員3名の平均値(小数点第1位を四捨五入)とし、1種目最大値100点×5種目で500点満点中350点以上(70%以上)を合格とする
- 受験資格:中学生以上で2級取得者、若しくはジュニアテストの1級及び2級取得者
- なお、受検者は1単位2時間以上の事前講習が義務付けられている(1度の受講でシーズン中有効)
[編集] プライズテスト
[編集] テクニカルプライズ
- 種目:
- パラレルターン大まわり(整地)/急斜面
- パラレルターン大まわり(不整地)/急斜面
- パラレルターン中まわり(整地)/中急斜面
- パラレルターン小まわり(整地)/急斜面
- パラレルターン小まわり(不整地)/急斜面
- フリー滑降/総合斜面
- 内容:斜面の条件状況に対応してテールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑る
- 評価方法:公認検定員3名で以下の点を評価する
- ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)
- 斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)
- 運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)
- 合否基準:点数は公認検定員3名の平均値(小数点第1位を四捨五入)とし、1種目最大値100点×6種目で600点満点中450点以上(75%以上)を合格とする
- 受験資格:16歳以上で1級取得者
- なお、受検者は2単位4時間以上の事前講習が義務付けられている(1度の受講でシーズン中有効)
[編集] クラウンプライズ
- 種目:
- パラレルターン大まわり(整地)/急斜面
- パラレルターン大まわり(不整地)/急斜面
- パラレルターン中まわり(整地)/中急斜面
- パラレルターン小まわり(整地)/急斜面
- パラレルターン小まわり(不整地)/急斜面
- フリー滑降/総合斜面
- 内容:斜面の条件状況に対応してテールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑る
- 評価方法:公認検定員3名で以下の点を評価する
- ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)
- 斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)
- 運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)
- 合否基準:点数は公認検定員3名の平均値(小数点第1位を四捨五入)とし、1種目最大値100点×6種目で600点満点中480点以上(80%以上)を合格とする
- 受験資格:16歳以上でテクニカルプライズ取得者
- なお、受検者は2単位4時間以上の事前講習が義務付けられている(1度の受講でシーズン中有効)
[編集] ジュニアテスト
- 受験資格:中学生以下
- 合否判定:講習及びポールによる判定を行う。ポールは二走一採用とし、タイムにより合否の判定を行う。
- 1~3級のタイム計測は、電気計時を原則とする。やむを得ない場合は、2つの手動計時による平均値で算出する。
- 4~6級の計測は、2つの手動計時で行う。2つの手動計時による平均値で算出する。
[編集] 6級
- 種目:制限滑降中まわり/緩斜面
- 斜面設定の目安:30m×25m以内 シングルポール(マーカー)3本
- 合否基準:合格標準タイム12.00秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは4.0秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 5級
- 種目:制限滑降中まわり/緩斜面
- 斜面設定の目安:50m×25m以内 シングルポール(マーカー)5本
- 合否基準:合格標準タイム16.50秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは3.3秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 4級
- 種目:制限滑降中まわり/緩・中斜面
- 斜面設定の目安:100m×25m以内 シングルポール(マーカー)10本
- 合否基準:合格標準タイム27.00秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは2.7秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 3級
- 種目:制限滑降中まわり(大まわりを含む)/中斜面
- 斜面設定の目安:150m×25m以内 シングルポール(マーカー)15本
- 合否基準:合格標準タイム33.00秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは2.2秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 2級
- 種目:制限滑降中まわり(小・大まわりを含む)/中斜面
- 斜面設定の目安:200m×25m以内 シングルポール(マーカー)20本
- 合否基準:合格標準タイム36.00秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは1.8秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 1級
- 種目:制限滑降中まわり(小・大まわりを含む)/中斜面
- 斜面設定の目安:250m×25m以内 シングルポール(マーカー)25本
- 合否基準:合格標準タイム37.50秒以内を合格とする。1本あたりのポール標準タイムは1.5秒以内とし、二走一採用とする。
[編集] 過去のテスト
[編集] 2000~2003年
[編集] 2級
- 実践種目講習テスト(講習の中で検定員が行う)
- 種目:カービング要素のターン
-
- パラレルターン大まわり
- パラレルターン中まわり
- 総合滑降
-
- 斜面設定:中~急の適合斜面、及び総合斜面
- 規定種目テスト(検定員3名が見守る中で行う)
- 種目:コンフォート
-
- パラレルターン大まわり
- パラレルターン小~中まわり
-
- 斜面設定:中~急の適合斜面
- 合否基準:5種目で325点以上を合格とする
[編集] 1級
- 実践種目講習テスト(講習の中で検定員が行う)
- 種目:カービング要素のターン
-
- パラレルターン大まわり
- パラレルターン中まわり
- 総合滑降
-
- 斜面設定:中~急の適合斜面、及び総合斜面
- 規定種目テスト(検定員3名が見守る中で行う)
- 種目:コンフォート
-
- パラレルターン大まわり
- パラレルターン中~小まわり
-
- 斜面設定:中~急の適合斜面
- 合否基準:5種目で350点以上を合格とする
[編集] 1996~1999年
[編集] 2級
- 種目:
- パラレルターン大まわり/整地された急斜面/4回転
- パラレルターン小まわり/整地された中~急斜面
- ステップターン踏み出し/整地された中斜面/6回転
- 総合滑降/不整地を含む中~急斜面
- 合否基準:4種目で280点以上を合格とする
[編集] 1級
- 種目:
- パラレルターン大まわり/不整地を含む急斜面/4回転
- パラレルターン小まわり/不整地を含む急斜面
- ステップターン踏み蹴り/整地された中斜面/6回転
- パラレルターン規制/整地された中斜面/大まわりから小まわりへのリズム変化
- 総合滑降/不整地を含む総合斜面
- 合否基準:5種目で350点以上を合格とする
[編集] 外部リンク
カテゴリ: スキー | スポーツ関連のスタブ項目