ノート:ステロイド皮膚症
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[編集] 医学用語?
ステロイド皮膚症というのは正式な医学用語でしょうか。私が見たアトピーに関する本には出てきませんでした(ステロイドの副作用や使用上の注意はもちろんありますが)。 また、Googleで検索すると、ac.jpやgo.jpなドメインではヒットしないようです。sphl 09:44 2003年12月11日 (UTC)
- 結論から言うと、日本皮膚科学会などの公的な機関に認められた医学用語ではありません。
- ただ、アトピー性皮膚炎とステロイドを囲む情勢は非常に複雑なことになっています。私自身も患者の一人なのですが、患者の中で「明らかにステロイド外用のせいで悪化した」ことをWEBサイトなどで論理的に語られている方が何人もいらっしゃいます。私も10年ほど塗り続けて全然良くならず、結局塗るのを止めた一人です。
- そして、一部の開業医さんの中でも明らかにステロイドがアトピーを悪化させている事を認定し、これを使わない治療をしていらっしゃる方々がいます。そういう方のサイトを見ると、このステロイドによると思われる種種の皮膚の症状・状態は「ステロイド皮膚症」と呼ばれているのです。普通の個人ページではステロイド皮膚炎、ステロイド性皮膚炎、ステロイド性皮膚症、ステロイド薬害など、幾つかの勝手に作ったと思われる呼称がありますが、まっとうな医療機関のサイトでは大体ステロイド皮膚症となっています。
- これに対し、皮膚科学会はステロイドによる害のたぐいを一切認めていないので「ステロイド皮膚症」という病気は存在していないとしています。学会系の医師で「難治性アトピー」「成人性アトピー」などと呼んでいる人達もいますが、これは実質ステロイド皮膚症と同じ症状なのですが、原因はステロイドではないとする立場です。
- そう言うわけで、ステロイド皮膚症という記事名にしました。他にも何か疑問があったら聞いて下さい。218.46.134.27 11:06 2003年12月11日 (UTC)
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- ↑この内容こそ、記事本文に追加するといいんじゃ?Sampo 11:11 2003年12月11日 (UTC)
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- ある意味パラダイムと言ってもいいような大きな問題なので、中立になるように書ける自信がないんです。218.46.134.27 11:21 2003年12月11日 (UTC)
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- 記事名の意図の説明ありがとうございます。ステロイドをめぐる見解の対立は存じています。それだけに、テーマとして難しいなと初出時に感じました。百科事典としては、客観的に医療の現状を書くことが良いのではないかと思います。sphl 11:34 2003年12月11日 (UTC)
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- 私自身はステロイド否定派なので、どうしても感情が入って偏ってしまうと思うので書けないです。誰か、医者でも患者でも無い方に書いていただきたいです。あとSampoさん、煽ってしまってすみません。「迷信」と「(笑)」についカッとなってしまいました。
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- 別に感情的になる必要はありません。ただし、ご自分で「教科書にないこと」と書かれている以上、それなりの根拠を示してくださることと期待しています。それまではコメントアウトとさせていただきます。Sampo 17:09 2003年12月11日 (UTC)
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読みにくいのでインデントを戻させていただきます。 根拠ですが、まず私が「ステロイド皮膚症の治療法はステロイドの外用中止である」と思った根拠を申し上げます。これは一つには実際に脱ステロイド療法を行って治ったと言っている人が何人もいることです。参考ページをいくつか挙げておきます。 [1] [2] [3] [4] しかしこれだけでは、患者が故意にまたは無知ゆえに事実と違うことを言っているのかも知れないと思うかもしれません。私も初め読んだときは半信半疑でした。しかし「完治して薬を塗らなくても良くなる」との言葉に魅せられて結局塗るのを止めたわけですが・・・。そして自分の体で経験した結果、上記のリソースは事実を書いているということが自分でハッキリと分かりました。これは、私がしたことは実際に治ったという症例からの治療法の比定であるということになります。 とはいえ、納得すべきは私ではなくSampoさんですよね。私は医師でもその卵でもないのでどう説明すれば納得していただけるか分かりませんが、取りあえずステロイド否定派の医師の方の意見を集めてみました。
どうでしょうか?218.46.131.20 15:46 2003年12月12日 (UTC)
- ひとこと。中立で書ける自信が無いときには、小さめの項目でステロイド肯定派の意見、否定派の意見、とわけて並べて書くと全く知らずに読んでもわかりやすいですし、あとから書き込みもしやすいかと思います。Suisui 12:37 2003年12月11日 (UTC)
- 読ませていただきました。統計をもとにした[9]は根拠とするに足ると思います。Sampo 02:58 2003年12月13日 (UTC)
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- 納得していただいて良かったです。ところで文献を探しているうちに「ステロイド依存性皮膚症」という単語をしばしば見かけました。googleで検索したところステロイド皮膚症より少ないですが、医師の方の使用している量だけだとどちらも拮抗しているし、一つの文章で両方を併記している医師の方もいらっしゃいます。それで「ステロイド皮膚症」は「ステロイド依存性皮膚症」の略称かもしれないと思ったのですがどうでしょう?こっちの方が病名・症状名の名前としては筋が通っている気もするんですが・・・218.46.135.195 08:16 2003年12月13日 (UTC)
どちらが正式ということも現段階では無い様なので、定義のところニ並記してリダイレクトすればいいのではないですか?Johncapistrano 08:22 2003年12月13日 (UTC)
[編集] ステロイド皮膚炎をリダイレクトにして欲しいです
やはり、ウィキペディアの構造をわかってない人(とくに私)にはわかりにくいです。ステロイド皮膚○の○の部分の文字が 一つ違うだけで、記事を読めたり、読めなかったりするのは不便です。 リダイレクトではちょっと強引なので、ステロイド皮膚炎のページに記事を書いて、『混同されるものにステロイド皮膚症という言葉がある』 というようにしてはいかがでしょうか? というより、このページが更新されていないのが気になります。最近ではプロトピックに発がん性があるという記事もありますし、更新してください。61.112.253.21 2005年4月5日 (火) 09:38 (UTC)
- 折角誰でも加筆修正・新規項目を作成できる百科事典なのですから、ご自分でやってみませんか? 上の「ステロイド皮膚炎」のところをリンクにしておきました(赤く表示されていると思います)ので、ここから作成してみてください(リダイレクトについてはすでにご存知のようなので説明は略しました)。それと、呼び名以外は似たような内容になる項目を別々に立てることは推奨されていませんので、同じ項目内で複数の呼び名を列挙するようにしてください。不明な点があればまたここで書いていただければ分かることはお答えします。sphl 2005年4月5日 (火) 09:58 (UTC)
[編集] 記事の正確さに疑問
ステロイド推進派の医師が「アトピービジネス業者が過剰な副作用を宣伝している」として実在する副作用を隠蔽しようとしている面もある。
とありますが、根拠はあるのでしょうか?皮膚科学会のガイドラインにも副作用は示されていますし、ウェブサイトにも載っています[11]。そもそも医師が「副作用を隠蔽」などしてメリットがあるとも思えませんが。
また、色素沈着と言うのはステロイド外用剤の副作用には当たらないようです。O^tsuka 2006年5月6日 (土) 03:00 (UTC)
- 正しいステロイド治療を成人患者の少なくとも19%が副作用を患っているというデータは既にアトピー性皮膚炎のノートで出ていますが、そういった事実を無視して「ステロイド治療は正しく行えば絶対に効果があるし副作用もない」といった論調の医師が多くいるのは事実です。ただ「~面もある」という書き方は問題があると思いますので「意見もある」「見方もある」などに直した方がよいと思います。
- メリットについては本文中にあるように製薬会社との協力関係が仮にあるとすれば金銭的なメリットがあることになりますので、「どのような場合にも医師にはメリットがない」とは言い切れないでしょう。そういった関係が無くとも、ステロイド依存症のようになった患者が定期的に通院するようになれば病院の経営は潤うため、メリットになりえます。
- また、色素沈着がステロイド外用剤の副作用に当たらない根拠はあるのでしょうか?Bit 2006年5月20日 (土) 09:28 (UTC)
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- 陰謀史観的な決め付けで「製薬会社との癒着」などという観点を出さないほうがよいと思います。ただし副作用症例を無視して有効性ばかりを強調する医師もいることは事実ですので、そういった意図での言及は必要でしょう。ニュアンス変えて書き直すことには賛成です。
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- 色素沈着に関しては、首のさざ波様の色素沈着などの特異な性状では、ステロイド剤が関与しているとする説もあります。ただし、そもそもステロイド剤の開発以前から、慢性湿疹が色素沈着を招くのは皮膚科学における常識であり、現代でもほとんどが湿疹そのものの影響で色素沈着をしていると思われます。これに関しては副作用の拡大解釈を招くため削除してもいいと思います。Pat. 2006年5月21日 (日) 03:48 (UTC)
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- 大丈夫です、決めつけをしているわけではなく「仮に~であるとすればメリットが生じることになる」というだけで信じているわけではありませんので。一部でそういう陰謀論が囁かれていることも事実ですが。色素沈着についての説明ありがとうございます。理解いたしました。Bit 2006年5月21日 (日) 06:45 (UTC)
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- 仮にインフォームド・コンセントを欠いた医師が居たとして、いきなり「ステロイド推進派の医師が」と繋げるのは感心できません。基本的に殆どの医師は推進派かはともかくステロイド外用剤の有効性を認めているでしょうから、その中で問題のある医師が居たとしても、それとストロイド推進派の医師とを繋げるのは大きな飛躍があると思います。O^tsuka 2006年5月22日 (月) 16:54 (UTC)
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(追加)定義部で外用・内服・皮下注射に関わらずとありますが、外用剤と内服剤では副作用の出方が全く違うはずですよね? O^tsuka 2006年5月15日 (月) 16:40 (UTC)
- ノートへの反応がないので{{unreferenced}}を貼っておきました。O^tsuka 2006年5月15日 (月) 16:40 (UTC)
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- 外用剤と内服剤で出る副作用の幅は確かに違いますが、これらの様々な副作用の中で「原因がステロイドであるもの」「症状が皮膚に表れているもの」という条件を満たすものを括る用語ということです。また、私がノートで反応したので{{unreferenced}}を剥がします。Bit 2006年5月20日 (土) 09:28 (UTC)
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- 現実にはほとんどの場合外用剤において問題になる話題なので、書き直してもいいと思います。まれに内服において全身性の皮膚萎縮をきたした奨励もあります。
異常を加味して修正してみましたPat. 2006年5月21日 (日) 03:48 (UTC)