スマッシュコート
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ジャンル | テニス |
対応機種 | プレイステーション |
開発元 | ナムコ |
発売元 | ナムコ |
人数 | 1~4人(協力、対戦) |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1996年9月6日 |
価格 | 通常版…5,800円(税別) |
デバイス | メモリーカード対応、ネジコン対応、マルチタップ対応 |
スマッシュコート (SMASH COURT) とは1996年にナムコから発売されたプレイステーション用のテニスゲーム。 ファミリーテニス(ファミコン)、プロテニス ワールドコート(アーケード、PCエンジン)、スーパーファミリーテニス(スーパーファミコン)のシステムやキャラクターが踏襲されており実質的な続編と言える。
目次 |
[編集] 概要
ナムコのテニスゲーム初のプレイステーション用ソフトで、キャラクターグラフィックにシリーズ初のポリゴンを採用している。マルチタップを使った4人プレイも可能。テーマは「リゾートテニス」で、地中海風のコートや王宮風のコート、南国ビーチ風コートなど全10コートが用意されている。コートによってボールのバウンドの仕方も異なる。
ゲームシステム的には弱ショット、強ショット、ロブの他に新たに「スーパーショット」が追加された。これはスイングがかなり遅いため使いづらいが、決まると非常に強力なショット。
また、方向キーを上または下に二回素早く押すとダッシュが可能になっている。
キャラクターごとに能力が設定されており、フォアハンドが得意なキャラ、移動が早いキャラ、サーブが得意なキャラなど男女あわせて全部で24人のキャラクターが用意されている。さらに、テニスクラブモードに登場する「挑戦者」として4人のCPUキャラが登場する。(隠しコマンドでこの4人の挑戦者を使用することも可能)
「テニスクラブモード」では自分でキャラクターを作成、CPUとの対戦に勝利していくと賞品を入手でき、それを使い自分のコートを作成できるモード。さまざまなパーツを集める楽しさ、そしてそれらを組み合わせてオリジナルのマイコートをエディット出来る楽しさがある。メモリーカードに対応しており、友人とこの景品を賭けて勝負することもできる。
[編集] コート
- タヒチ・パックビーチ
- タイ・トムヤムガーデン
- ギリシャ・ギャプラザ
- ドイツ・ディグダグ城内
- カナダ・シンリン・パーク
- ナムコート・フランス
- ナムコート・東京
- ナムコート・オーストラリア
- ナムコート・USA
- ナムコート・イングランド
[編集] 登場キャラクター
- レッドエース
- エドマエ
- サプライズ
- ブンブン
- ピロシキノフ
- スチャラカ
- アンクルサム
- ダンディ
- ブラボー
- カツロウ
- ウメゾー
- ワイルドル
- ミルク
- ステッピィ
- ビューティ
- チナギス
- サファリン
- マコ
- キャビアーノ
- サキ
- ダルビン
- メッピィ
- リリンダ
- ミキ
- ザイーテン
- パラダイス
- ジェニュエ
- サイレンス
[編集] シリーズ作品
スマッシュコートが好評だったため、続編として「スマッシュコート2」「スマッシュコート3」が発売された。ナムコが同じハードで3本もテニスゲームを発売されたのはPSのスマッシュコートのみ。また、PS2ではリアル系の「スマッシュコート プロトーナメント」「スマッシュコート プロトーナメント2」が発売されている。