スーベニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スーベニア | ||
---|---|---|
スピッツ の オリジナルアルバム | ||
リリース | 2005年1月12日 | |
録音 | 2004年6月~9月 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 56分42秒 | |
レーベル | ユニバーサルJ | |
プロデュース | スピッツ&亀田誠治 | |
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
|
||
スピッツ 年表 | ||
色色衣 (2004年) |
スーベニア (2005年) |
CYCLE HIT Spitz Complete Single Collection (2006年) |
スーベニアはスピッツの通算11枚目のオリジナルアルバムであり、前作『三日月ロック』から2年4か月ぶりのオリジナルアルバムである。2005年1月12日発売。シングル『正夢』のカップリング『リコリス』が追加収録されたアナログ盤も発売された。
[編集] 概要
- 前作『三日月ロック』から2年4か月ぶりに発売されたオリジナルアルバム。
- 発売時にシングルとして収録されたのは『正夢』のみで、『スターゲイザー』はこのアルバムの前にスペシャルアルバム『色色衣』に収録されたために、未収録となっている。
- 3ヶ月後に限定でアナログLPが発売された(本作からのリカットシングル「春の歌」と同時発売)。
- コンセプトは「弾き語りでもできる曲」。前回のツアーで弾き語りのコーナーをしたことで、草野は「もし自分からスピッツという枠を取り外し、一人で街中でストリートをやったら誰が聞いてくれるんだろう」と考え、あえて比喩表現を避けて、歌そのものを重視した。よって歌詞が今までの物と比べるとストレートな表現が多いため、草野独特の比喩表現が少なくなったと、やや不満の声を挙げるファンもいる。
- タイトルの「スーベニア」とは、贈り物、お土産という意味。「ギフト」も同じような意味の言葉であるが、カッコよくてスピッツらしくないということで「スーベニア」が選ばれた。
[編集] 収録曲
- ※はアナログLP盤のみ収録。
- 春の歌 (4:41)
2005年のAQUARIUS新キャンペーンソングとしてタイアップが付き、後に新曲テクテクと両A面でシングルカットされた30枚目のシングル。アルバムの1曲目として作られた曲で、アルバム内では特に人気の高い曲である。 - ありふれた人生 (4:59)
- 甘ったれクリーチャー (5:14)
- 優しくなりたいな (3:52)
ボーカルとピアノがメインの、シンプルな曲。イントロがビートルズのヒア・カムズ・ザ・サンと非常に似ていることから、この曲を作曲したジョージ・ハリスンへの追悼歌とも取れる。 - ナンプラー日和 (3:36)
三線(さんしん)を取り入れた沖縄チックな曲。アジカンの後藤は自身のラジオで、スピッツがゲスト時、この曲をラジオでかける際、「チャンプル日和」と間違えてしまった。 - 正夢 (5:12)
29thシングル。ドラマとCMのダブルタイアップで話題になった。ストリングスを大きく取り入れたアレンジも特徴。 - ほのほ (4:18)
- ワタリ (4:00)
- 恋のはじまり (4:57)
- 自転車 (3:00)
結構昔からあったという曲。 - テイタム・オニール (3:35)
タイトルの意味は、女優のテータム・オニールのこと。 - 会いに行くよ (4:18)
- みそか (4:37)
2006年のAQUARIUS新キャンペーンソングとしてタイアップが付く。- この頃の夏の野外フェスにおいて草野が観客たちに水分補給を促す際、「俺らは訳あって、アクエリアスしか薦められないんですが」などと冗談めかしたことがあったが、そのフェスのスポンサーはポカリスエットだった。
- リコリス ※
元々シングル正夢のB面であったが、好評だったためかアナログ盤ではDisc2のA面に収録されている。なお、アナログの収録曲順をCDのものに照らし合わせた場合はこの楽曲はトラック5ということになる。
オリコン週間アルバムチャート第1位 2005年1月24日付 |
||
前作: EXILE 『PERFECT BEST』 |
スピッツ 『スーベニア』 |
次作: GLAY 『-Ballad Best Singles- WHITE ROAD』 |
この「スーベニア」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |