ソリハシシギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソリハシシギ(反嘴鴫、学名Xenus cinereus)は、チドリ目シギ科の鳥。シギの中では小型で体長22~25cmほどである。
体に対して長く、上に反ったくちばしを持つ。くちばしの色は黒で基部は黄褐色。成鳥夏羽は体上面が灰褐色、下面が白色で胸に灰褐色の斑がある。足は短く橙黄色。冬羽になると胸の斑が無くなって体下面がより白くなり、足の色が淡くなる。
ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアで冬を越す。日本で見られる数は多くないが旅鳥として各地に現れる。春は4~5月ごろ北へ渡る途中に渡来し、秋は8~10月ごろ南へ渡る途中渡来する。秋の方が個体数が多い。主に海岸地方の干潟、浅瀬、砂浜に生息し、砂泥地を活発に動き回り餌を探す。昆虫や小型の甲殻類を食べる。ピリピリッ、ピーイピーイと口笛のような声で鳴く。
[編集] Sibley分類体系での位置
コウノトリ目> チドリ亜目> チドリ下目> シギ小目> シギ上科> シギ科> クサシギ亜科
![]() |
この項目「ソリハシシギ」は、鳥類に関連した書きかけ項目です。加筆・訂正などをして下さる協力者を求めています。 (ポータル鳥類 - PJ鳥類) |
カテゴリ: シギ科 | 日本の旅鳥 | 鳥類関連のスタブ項目