ソルベー会議
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ソルベー会議(The Solvay Conferences on Physics、ソルベイ会議)はソルベー法で有名なエルネスト・ソルベー(E. Solvay)とヴァルター・ネルンスト(W. Nernst)が、1911年に初めて開催した一連の物理学に関する会議のこと。
1911年に開かれた会議の題目は、「放射理論と量子」であった。その後、3年に一度程度の割合で会議はベルギーのブリュッセルで開催されている(一部、その他の地域で開催されたものがある)。参加者(招待者)は第一回当初から少人数(十数人から二十人程度)であり、現在の一般的な学術国際会議と比べると、小規模の会議であるが物理学の発展に多大の貢献をしている。
回 | 年 | 題目 | 主な参加者 |
---|---|---|---|
1 | 1911 | 放射理論と量子(the theory of radiation and quanta) | |
1921 | |||
5 | 1927 | ||
7 | 1933 | 陽子の構造について | |
11 | 1958 | ||
12 | 1961 | The Quantum Theory of Fields | |
15 | 1970 | Symmetry Properties of Nuclei | |
16 | 1973 | Astrophysics and Gravitation | |
17 | 1976 | Order and fluctuations in equilibrium and nonequilibrium systems | |
21 | 1998 | Dynamical systems and irreversibility | |
22 | 2001 | The Physics of Communication |