タイム (アルバム)
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タイム | ||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ の アルバム | ||
リリース | 1981年8月 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 43:57 | |
レーベル | Jet/Epic/Sony | |
プロデュース | ジェフ・リン | |
レビュー | ||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ 年表 | ||
ディスカバリー (1979) |
タイム (1981) |
シークレット・メッセージ (1983) |
タイム(Time)は、1981年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のアルバム。当時のELOは人気絶頂にあり、本作も全英チャート第1位を獲得した。
このアルバムは、主人公が2095年の世界にタイムワープしたという設定のコンセプト・アルバムで、全曲をジェフ・リンが書いている。過度のテクノロジーが発達した未来の世界で、古き良き過去(アルバム発表時の1980年代)を見つめ直すというストーリーで、決して未来は明るくないという意味合いが込められている。
代表曲「トワイライト」が収録されており、評価もそれなりに高い。しかし、今までのELOのトレードマークであったストリングス・オーケストラサウンドを完全に排除し、シンセ中心の完全なポップ・バンドに変貌してしまったことに対して、商業主義に成り下がったという批判は根強い。だが、コンセプトアルバムとしての完成度はELOの過去作品と比較しても非常に高いため、このアルバムを最高傑作に挙げるファンも少なくない。
2001年にはリマスター盤が発売され、アルバム未収録だった楽曲3曲が新たに収められた。
[編集] 収録曲
- プロローグ Prologue
- トワイライト Twilight
- ロスト・ワールド2095 Yours Truly, 2095
- チケット・トゥ・ザ・ムーン Ticket To The Moon
- タイム・トラベラー The Way Life's Meant To Be
- 孤独のスペース・シップ Another Heart Breaks
- さらばロンリー・レイン Rain Is Falling
- エンド・オブ・ザ・ワールド From The End Of The World
- ライツ・ゴー・ダウン The Lights Go Down
- ヒア・イズ・ザ・ニュース Here Is The News
- 21世紀の男 21st Century Man
- ホールド・オン・タイト Hold On Tight
- エピローグ Epilogue
リマスター盤のボーナス・トラック
- 14. バウンサー The Bouncer
- 15. ホエン・タイム・ストゥッド・スティル When Time Stood Still
- 16. ジュリー・ドント・リヴ・ヒア Julie Don't Live Here