ダニエル・ビダル
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ダニエル・ビダル(Danièle Vidal)(1952年6月23日~ )はフランスの女性歌手。1970年代前半に日本で活躍した事で知られる。
[編集] 概略
当時フランス領であった北アフリカのモロッコ生まれ。1969年、17歳で歌手デビューし、「Aime ceux qui t'aiment(汝を愛する者たちを愛せ、という意味)」というレコードを出した。これはカバーであったうえ、フランスでは発売されず、「天使のらくがき」という全く別の邦題を付けられて日本で発売され、又、日本語の歌詞を付けた盤も出されるなど、彼女の活動の舞台は日本に置かれた。そのため1970年初頭以来しばしば来日し、長期滞在している。当初は歌唱力にやや難があったが、金髪碧眼で、日本人女性より小柄な事から、フランス人形のように愛らしいと形容され、大きな人気を得た。日本語の歌のレコードを出すだけでなく、テレビのバラエティ番組にもしばしば出演し、日本のアイドルタレントの観を呈した。本人も親日家である事を公言していた。
1980年に日本人男性と結婚し、男児をもうけたが、後に離婚、現在はフランスに在住し、シャンソン歌手として活動している。
[編集] 主なリリース曲
- 天使のらくがき
- カトリーヌ
- 小さな鳩
- 恋のささやき
- ピノキオ
- 私はシャンソン
- キングコング