チャック・パルンボ
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チャック・パルンボ | |
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プロフィール | |
リングネーム | チャック・パルンボ チャック カスタム・チャッキーP |
本名 | Charles Ronald (Chuck) Palumbo |
身長 | 196cm |
体重 | 140kg |
誕生日 | 1971年6月15日 |
出身地 | ロードアイランド州 |
所属 | WWE |
トレーナー | WCWパワープラント |
デビュー | 2000年 |
チャック・パルンボ(Chuck Palumbo、1971年6月15日-)は、アメリカ合衆国のプロレスラーである。ロードアイランド州出身。身長196cm、体重140kg。WWE所属。愛称は「チャッキー」。苗字は正確には「パランボ」と発音する(FBI時代はイタリア語風にパルンボとアナウンスされていた)。
目次 |
[編集] 経歴
WCWパワープラント出身。その抜群の身体能力で、わずかな期間のトレーニングでWCWデビューを許されたスーパールーキーであった。若くしてレックス・ルガーのライバルに抜擢され、「The Main Event」のニックネームをつけられるほどである。その後、ショーン・スタージャックとのコンビでWCWタッグ王座に輝き、ビンス・ルッソーが仕掛けたエリートルーキー集団NBT(ナチュラル・ボーン・スリラーズ)のメンバーとしても活躍。同メンバーでもあったショーン・オヘアとのタッグでもチャンピオンとして君臨している。
WCWが買収され、新境地をWWFに移す。ECW/WCW連合軍アライアンスのメンバーとして活動。WCW時代からのパートナー、オヘアとともにタッグ戦線に殴りこみをかけるが、層の厚いWWFの中では活躍できず、オヘアが二軍行きを自ら志願しタッグ解消することになる。
一人になってしまったパルンボは、しばらくしてビリー・ガンに弟子入りする。すると二人の関係はますます深まり、師弟の関係を通り越し、男同士でありながら愛し合うようになってゆく。髪を金髪にし、お揃いの赤いパンツに赤い鉢巻をしたゲイタッグ「ビリー&チャック」がこうして誕生した。互いの美しさ(主に筋肉)を褒め合い、時には怪しげに絡み合う男と男の筋肉ワールドを展開。 トリー&ステーシーのディーヴァコンビとポージング対決を行ったり、男同士で結婚式を挙げたり、バレンタインデーでは互いにチョコをプレゼントしあうキワドイ行動を披露する。このような同性愛系のおかしな路線に進んでいたが、2度WWF世界タッグ王座に輝く大活躍を見せる。
しかしビリーの長期欠場によりタッグ解消。しばらくシングルプレーヤーとして活動し、ナンジオ、ジョニー・スタンボリーと共に、旧ECWを発祥とする“純血イタリアン”小規模マフィアF.B.I.(フル・ブラッデッド・イタリアンズ)を結成する(その時にヒールターン)。3人の絶妙なチームワークで徐々に人気を得て、ベビーターンする。
FBIの人気がで始めた頃、自身のRAW移籍によりFBIを離れ、またシングルプレーヤーに戻る。途中から「カスタム・チャッキーP」のリングネームで活動するも、あえなく解雇される。
WWE解雇後は、全日本プロレスを主戦場にVOODOO-MURDERSの一員として大暴れ。2005年チャンピオンカーニバルでは、武藤敬司を破る活躍をみせた。この間にも、各国のインディー団体に参戦するなど精力的に活動をしている。
2006年3月、WWEと再契約。しかし、ダークマッチや下部組織団体で数回試合をしている程度で、いまだに本格復帰はしていない。飼い殺しの説が有力。
[編集] カスタム・チャッキーP
RAWの前座番組「HEAT」に登場したチャック・パルンボの超短命ギミック。ギミックといっても、普段のパルンボのショートパンツ姿を長ズボンにして、手にグローブのようなものをはめただけである。登場回数が2回だけということもあり、ほとんどの人の記憶にはない。
「俺の名前はカスタム・チャッキーP!そうだ、俺はシボレー・スーパー・スポーツ(自動車)みたいに滑らかだ、だが俺はポンティアック・トランザム(自動車)のように激しく走る!そう俺がだ、俺はWWEで最も悪どいシャーシ(自動車の車台)を持つ男だ、それなのになぜお前らは、※タブー・チューズデイのインターコンチネンタル王座戦でこの俺に投票しないんだ?まったくお前らは何を考えてるんだ?きっとお前ら俺に思い知らされることになるぞ!」
と、珍しくマイクパフォーマンスを見せる。しかし、この放送からわずか3日後の11月3日に解雇されることになる。7日に放送されたHEATにも、試合日が解雇前だったということもありそのまま放送されている。
- ※10月19日に行われたタブー・チューズデイにて、クリス・ジェリコの持つIC王座挑戦者にエントリーされたものの、15人中14位という投票結果に終わっている。
[編集] 得意技
- 187
- 変形サモアンドロップ
- ジャングルキック
- いわゆるスーパーキック。身長190cm超のWWE選手でスーパーキックを得意としているのは、彼くらいである。スタンボリーが相手を肩車し、その状態でパルンボが蹴り上げる合体技もある。
- シシリアン・スライス(スタンボリーとの合体技)
- パルンボの膝に相手をバックブリーカーの体制に固定し、スタンボリーがコーナーからギロチンドロップを放つ合体技。
[編集] タイトル履歴
WCW
- WCW世界タッグ王座:4回(&ショーン・スタージャック:3回)(&ショーン・オヘア:1回)
WWE
- WWF世界タッグ王座:2回(&ビリー)
Pro Wrestling Illustrated
- 2002年最優秀タッグチーム賞(&ビリー)
[編集] その他
- WCW最後のタッグチャンピオンである。
- WCWデビューしてからまもなく、新日本プロレスにも参戦している。
- 全日本プロレスで一時期、顔全体を白塗りにし、目の周りは赤く、シルクハットを被った道化師のような姿で試合をしていた。
- 現在WWEに籍を置くが、1年以上出番がない。WWEも使い方に困ってるようだ。怪我で離脱した選手やレジェンド選手以外では、こんなに長期間飼い殺し状態になることは異例である。
- このようにカスタム・チャッキーPのキャラや長期間飼い殺しにされてるといった可哀想なキャラからか、2ちゃんねるなどで徐々に人気が高まっている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アメリカ合衆国のプロレスラー | 1971年生 | WWE