テレンス・マリック
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テレンス・マリック(Terrence Malick, 1943年 - )はアメリカ合衆国テキサス州オースティン出身の映画監督・脚本家・プロデューサーである。ハーバード大学やオックスフォード大学で哲学を学び、大学で教える傍ら、ジャーナリストとしても働いた。その後、脚本家として映画界に入り、1973年の『地獄の逃避行』が初監督作品となった。
1978年の『天国の日々』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したが、その後監督業から離れ、フランスで教鞭をとっていた。そして20年後にカムバック、1998年の『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している。
大変な寡作であるが、2005年にはクリスチャン・ベール主演の歴史映画『ニュー・ワールド』が封切られた。
[編集] 主な監督作品
- 地獄の逃避行 Badlands (1973)
- 天国の日々 Days of Heaven (1978)
- シン・レッド・ライン The Thin Red Line (1998)
- ニュー・ワールドThe New World (2005)