トヨタ・マスターエース
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マスターエースは、トヨタ・タウンエースの姉妹車として発売されていたキャブオーバータイプのワンボックスカーである。ワゴンのみの設定で、バンは用意されなかった。正式名称は「マスターエースサーフ」であった。 タウンエースがカローラ店扱いなのに対し、マスターエースはトヨタ店扱いであった。
[編集] 歴史
- 1982年登場。タウンエ-スとは、フロントマスクが若干違う程度であった。
- 1985年マイナーチェンジ。グランドサルーンのサードシートが跳ね上げ式に変更。
- 1988年マイナーチェンジ。このマイナーチェンジでは、同クラスながら高級車志向とされた日産・バネットラルゴに対抗する車種と位置づけられ、タウンエースとは内装・装備が異なった。タウンエースと同じく、内外装の大幅変更。ツーリング、スーパーツーリングセカンドシートが、補助席付きのものから三人がけの回転シートに変更された他、TEMSが設定された。
- 1991年に生産を終了し、実質上の後継車種としてエスティマエミーナ/ルシーダが翌年発売された。1992年にはライトエースがタウンエースの姉妹車となった。