ドン・ドラモンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドン・ドラモンド (Don Drummond, 1932年 -1969年)は、ジャマイカキングストン生まれのトロンボーン奏者、作曲家。 スカタライツのオリジナルメンバーの一人で数多くの作品を手掛ける。 アルファ・ボーイズ・スクールを卒業後、1950年代中頃からジャズのエリック・ディーンズ・オールスターズで音楽活動を開始し、スカの誕生に伴いスカタライツに参加。 ジャマイカでもっともよく知られる名前になる。 ジャズ・ピアニストのジョージ・シェアリングは、彼を世界の5本の指に入るトロンボーン奏者と評している。
精神的に異常がみられ、1964年には恋人であった、歌手でダンサーのアニタ・マルガリータ・マンフッドを殺害し、有罪を宣告された。これが原因のひとつになりスカタライツは解散する。1969年に死亡するまで、精神病の施設で暮らした。公式の死因は自殺だが、政府の陰謀説や他殺説もある。
カテゴリ: ジャマイカのミュージシャン | トロンボーン奏者 | 1932年生 | 1969年没