ノン・ドゥック・マイン
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ノン・ドゥック・マイン(ベトナム語:Nông Đức Mạnh、漢字:儂德孟と儂德命の二説あり、中国語では姓を農とも当てる)は、ベトナム社会主義共和国の政治家。現在、ベトナム共産党中央委員会書記長を務めている。
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[編集] 経歴
ベトナム北部、バッカン省(北-省)に生まれる。チワン・タイ系の少数民族タイー人(Tày, 岱人)の出身である。ハノイ農業高専卒業後、林業専門家となり、ソ連(当時)のレニングラードに留学する。
[編集] 政界入り
1989年に党中央委員、1991年に党政治局員、1993年に国会議長に就任する。2001年、第9回党大会で書記長に選出され、2006年に再選した。娘婿が日本や世銀、ODAを詐取したPMU18事件に深く関わったため、2006年の再選の際には一時進退が取り沙汰された。
[編集] 噂
ホー・チ・ミン(胡志明)主席とタイー人女性の間に生まれたという噂が流れているが、本人はこれを肯定していない。
[編集] 姓の由来
ノン(儂)は中国チワン族(壮族)の大姓であり、ベトナムのチワン系住民(タイー人, ヌン人)においてもこれを姓とする人々は多い。
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