ノーマ・シアラー
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ノーマ・シアラー(Norma Shearer, 1902年8月10日 - 1983年7月12日)はカナダケベック州モントリオール出身の女優。姉のAthole Shearer はハワード・ホークスと結婚、兄のダグラス・シアラーはアカデミー賞を何度も受賞した音響監督。
ケベック州のモントリオールで生まれた。14歳で美人コンテストに入賞したことから映画界入り。1920年からエキストラで映画に出演しはじめ、MGMのプロデューサーのアーヴィング・サルバーグに認められ、その気品ある美しさからMGMのスターとなっていく。1927年にサルバーグと結婚している。1930年に「結婚草紙」でアカデミー主演女優賞を受賞。
1936年のサルバーグの死後はジョージ・ラフトやミッキー・ルーニーなどと交際したが次第にハリウッドから遠ざかってゆき、1942年に20歳年下のスキー・インストラクターと結婚して引退した。
[編集] 主な出演作品
- 美人帝国 (1925)
- モダン結婚 (1925)
- 真珠と未亡人 (1929)
- 結婚草紙 (1930)
- 自由の魂 (1931)
- 白い蘭 (1934)
- ロミオとジュリエット (1936)
- マリー・アントアネットの生涯 (1938)