ハムスターの研究レポート
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ハムスターの研究レポート(ハムスターのけんきゅうレポート)は、大雪師走作の漫画作品。単行本の発売は当初は偕成社、のちに白泉社。既刊7巻。白泉社、silkyにて2006年12月号より連載再開。偶数号に掲載(奇数号は『はりはりハリ太郎』)。
目次 |
[編集] 概要
1988年12月、偕成社コミックモエNo,6より連載開始。その後白泉社の様々な雑誌に連載している。
作者自身が実際に自宅で飼っている、ハムスターたちと作者の日常を書いた4コマ漫画。漫画の中でハムスターのことだけではなく作者自身の身の回りのことも描かれている。
素朴な視点に立ったほのぼのとした作風が人気を博し、ハムスターブームを呼ぶ一端となった。
現在ペットとして飼われる種類はジャンガリアンハムスターが主流であるが、作者が飼っているハムスターの種類はゴールデンハムスターである。
一巻ごとに注目して描くハムスターが違う。注目して描くハムスターは巻ごとの表紙に出てくる。
通称「ハム研」
[編集] 巻ごとに注目されるハムスター
1巻……チビすけ 2巻……チビすけ・てんてん 3巻……てんてん・チビっち・まめ太郎 4巻……チビっち・まめ太郎 5巻……チビっち・子供たち(6匹) 6巻……おチビくん 7巻……まめ太郎・みそちゃん
[編集] 作者のハムスター
- チビ(オス)
- チビすけの父。初期から登場。ペットショップ出身。好物はミカン。趣味は花子とのデート。おでこに涙形の白い縦線がある。5巻以降からは、出番がない。
- 花子(メス)
- チビすけの母。出産前日にトイレの便器にハマり翌日、子供を出産した。好物はさとう入りミルク。趣味は子育て。お尻にだるまがある。チビと同じく、5巻以降は出番がない。
- チビすけ(オス)
- チビ・花子の子供。この漫画の主人公的存在。好物はとりのからあげ。趣味はてんちゃんとのデート。生まれて間もない頃はチビ1と呼ばれていた。別荘があり場所は棚の下。
- てんてん(メス)
- 作者の友人・森さんからもらったハムスター。2巻目からは通称「てんちゃん」。チビっち・まめ太郎の母。お尻に白い斑点がある。趣味は電気コードかじり。
- チビっち(メス)
- てんちゃん・チビすけの子供。まめ太郎の姉にあたる。好物はチーズ。腰にネズミのような模様がある。「チビ1(幼い頃につけられた名前)」がなまっただけだったりする。趣味は別荘荒らし。別荘があり場所は壷の中。
- まめ太郎(オス)
- てんちゃん・チビすけの子供。チビっちの弟にあたる。体がとにかく小さい。そのためおぼっちゃん育ち。好物はむしいも。趣味は別荘作り(何度かチビっちに荒らされたり、作者によって掃除された)。最近みそちゃんとお見合いをしているが振られてばかり。名前の無い頃はチビ2と呼ばれる。名前を決めるとき,最初に触れたカードにかかれていた名前になることになるが、まめ太郎のカードにチーズが塗ってあり、それに釣られてまめ太郎になった。頭からお尻まで背中の濃い毛がつながっている。別荘があり場所はテレビ台の中。
- おチビくん(メス)
- チビっちの子供。兄弟が客人に貰われる中、いやしんぼのため最後まで残ったハムスター。趣味はゴミあさりとツルツルした蓋の収集。別荘があり場所は押入れの中。ゴミあさりはもう大きくなったため、あまりできなくなってしまった。背中にえりあし模様がある。
[編集] 他のハムスター・動物
- ゴンちゃん
- 作者の隣の家で飼われている犬。「北」のような顔をしている。血統書つきの名犬でもある。彼と瓜二つな家族がたくさんいる。
- モルちゃん
- 作者の従姉妹のモルモット。台風の夜に子供を産んだ。
- プー
- チビっちの夫。兄弟のメスとの喧嘩で右の耳が少しかけている。獣医さんに名前を覚えてもらえない。
- チビ子・坊ちゃ
プーの両親。チビ子はペットショップで育つ。
- みそちゃん
まめ太郎のお見合い相手。まめ太郎の倍の体重がある。名前の由来は寝そべった姿がみそ田楽そっくりに見えたことから。
- プクプク
おチビくんの兄弟。オス。名前の由来はプクプク鳴いているのが可愛かったからだが、これはハムスターの苦情である事に飼い主は気づいていない。
- マコ
プクプクのお見合い相手。オス。プクプクの飼い主はメスだと思い込んだが、実はオスだった。さらにマコの飼い主もプクプクがメスだと思い込み、両ハムスターともにかなり迷惑した。
- マリ
おチビくんの兄弟。メス。貰われていったが、飼い主の帰省により大雪家に里帰りした。幼い頃はチビ子、成長するにしたがってチビ子→マルミ→マンマルミ→マリとなって行った。ちなみにマリはマンマルミでは長いので省略してマリになった。おっぱいは大雪家とは違い16個ある。
- チョコちゃん
チビすけの最初のお見合い相手。来ていた時間にチビすけは悪いことばかり起こった。忘れ去られてきたハムスター。
- ニコ丸
オス。背中に二つ丸がある。体はまだ小さい。飼い主の旅行につき大雪家にあずけられた。
[編集] チビ・チビすけ達の先祖
- チビビンバ
- 大雪ハム家の創設者のような存在。耳が少しだけ欠けている。すでに他界。
- チビビ
- 花子の父。1巻番外編に登場。すでに他界。
[編集] 番外編ハムスター
- チビまろ
ビビリ屋なのでペットショップの水槽の巣材にずっと隠れていたため、売れ残ったハムスター。後に「ひな子」さんの父親が彼女の誕生日プレゼントに買っていった。彼女の母親が試しにバースデーケーキの栗を与えたところ、喜んで食べたので父親と「ひな子」さんの提案で「チビ」と「まろ(マロン=栗)」からこの名が付けられた。
- 頑丈野郎チビお
リスの代わりに飼ったハムスターという設定。どこから落ちても平気。
- カルビ
焼肉店のそばのペットショップ出身。飼い主の父にだっこされるのがあまり好きでない。
- しま次郎
その名の通り背中に黒い線が一本通っている。 その珍しい柄から、ペットショップで2万円という高値で出品された。しかし なかなか売れず、千円に値下がりしたところを、運よく見つけた少年「太郎」に買われた子である。(彼は、もともとカメを買うつもりだったのだが・・・) 彼はオスだと思って名前をつけたが実はメスだった。
- ちび太郎
某ハムスター愛好家からもらわれてきたハムスター。 実はモルモットとハムスターの区別の付かない飼い主により、先に飼っていたモルモット(メス)の婿になる ためにもらわれてきた。
- チビ坊
元の名前はヘラクレスだったが、飼い主が転勤によりペット禁止の寮に入るために今の飼い主「鉄子」さんに泣く泣く譲られた。しかし、ヘラクレスは言いにくい名前だったため名前を決める際に偶然耳にした「ヤン坊、マー坊、天気予報」からチビ坊に改名された。
- ボン太郎
ペットショップ出身のハムスター。とてもビビリやで耳がいい。名前の由来は、飼い主が名前を決める際に偶然聞いた柱時計の「ボーン」という音から。
- チビ玉
ペットショップ出身のハムスター。生後一ヶ月で店頭に並び、それを大雪の友達が見つけて買った。彼女は大雪をハムバカと呼ぶ。名前の由来は、鶉の卵みたいに小さいことから。
[編集] 関連項目
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