ハロルド・エイブラハムス
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| 男子 陸上競技 | ||
| 金 | 1924 | 100 m |
| 銀 | 1924 | 4×100 m リレー |
ハロルド・エイブラハムス(Harold Maurice Abrahams、1899年12月15日-1978年1月14日)は、イギリスの元陸上競技選手である。1924年のパリオリンピックの100 m金メダリストであり、彼の偉業は、1981年に映画「炎のランナー」として描写された。 彼の兄もオリンピック選手として、1912年のストックホルムオリンピックに出場している。
彼は若い頃から短距離と幅跳びの選手であり、ケンブリッジ大学に進学後もスポーツを続けていた。そんな彼は、1920年のアントワープオリンピックで初めてのオリンピックに出場する。 しかし、この大会でエイブラハムスは大した活躍もできずに終わっている。100 m、200 mともに準々決勝で敗退し、走り幅跳びは20位に終わり、4×100 m リレーでは4位という結果であった。
そして、エイブラハムスは、1924年のパリオリンピックに参加する。そのときはメダルに手が届く選手だとは見られていなかった。 しかし、彼は、100 mで前回の金メダリストであるアメリカの選手を含む優勝候補を破り金メダルを獲得した。200mでは6位に終わったものの、第1走者として参加した4×100 m リレーは銀メダルを獲得した。
エイブラハムスは、翌年に足のけがで引退する。その後40年にわたりスポーツジャーナリストとして、また、BBCラジオの解説者として活躍した。
