バスティアン・シュヴァインシュタイガー
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バスティアン・シュヴァインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger、1984年8月1日 - )は、ドイツ、バイエルン州コルベルモール出身の同国代表、ドイツ・ブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘン所属のサッカー選手(MF)。
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[編集] プレイスタイル
鋭いドリブル突破から中に切れ込んでのミドルシュートを得意とする。2006 FIFAワールドカップで話題になった無回転ボールも得意にしている。精度も良く、FKなどでこのボールを駆使しゴールを狙う。時にはサイドバックもこなすなど、運動量豊富で攻守に幅広く絡む選手だが、守備はやや荒っぽくラフプレーも多い。
[編集] 経歴
1998年にバイエルン・ミュンヘンの下部育成組織に入団。2002年にUEFAチャンピオンズリーグ対RCランス戦でトップチームでデビューを果たし、以来中盤両サイドで才能の高さを披露。若返りを図るドイツ代表にも招集されるなど、ドイツサッカー界を牽引する存在として期待されている。
EURO2004ではその実力が認められ本大会のメンバー入り。チームは不甲斐ない戦いぶりで予選敗退となったが、シュヴァインシュタイガーはラームとともに実力を世界中に知らしめた。
ドイツW杯の直前の日本代表との親善試合で、右サイドの加地亮を負傷退場させ、日本でも名前が知れ渡った。W杯の3位決定戦(対ポルトガル)では全3得点に絡む(2ゴール。およびフリーキックがポルトガルのプティのオウンゴールを誘発)活躍をし、ドイツの3位入賞に貢献した。
[編集] 余談
- 愛称は一般的にはシュヴァイニーと呼ばれるが、本人はこの名前は気に入っておらず(Schweinは豚の意味)、ファーストネームから「バスティ」と呼んで欲しいと発言していた。しかし父親がそれを商標登録、Tシャツなどを作ったため最近ではあきらめているそう。
- 10代前半までは、スキーでも有望な選手であった。14歳の時にサッカー一本で通すことを決めた。
- アイントラハト・ブラウンシュヴァイクに、2歳年上の兄トビアスが所属している。
[編集] 所属チーム
- FVオベラウドルフ(ドイツ)-1992
- TSV1860ローゼンハイム(ドイツ)1992-1998
- バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)1998-
[編集] 戦歴
- 2002年12月 - トップチームデビュー(UEFAチャンピオンズリーグ、対RCランス戦)
- 2003年9月xx日 - 初ゴール(対VfLヴォルフスブルク戦)
- 2004年6月6日 - A代表初出場(親善試合) - ハンガリー戦
- 2005年6月8日 - A代表初ゴール(親善試合) - ロシア戦
[編集] 外部サイト
バイエルン・ミュンヘン - 2006-2007 |
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