パンク
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パンク とは、puncture(パンクチャー)が縮まった言葉で、タイヤの空気が漏れること、またはその状態をいう。タイヤが破裂する「バースト」とは区別されるが、タイヤにあいたごく小さい穴や亀裂、リムとタイヤビードとの間からのエア漏れ、あるいはエアバルブからの漏れ等、徐々に空気が漏れる スロー・パンクチャー では、気付かずに高速走行を続けるとバーストを引き起こす。 タイヤ自体に異常はなくても空気は徐々に抜けていくので、定期的な点検とエア補充が大切である。
[編集] 修理方法
基本的には、交換用のタイヤホイールと交換した上でガソリンスタンドやカー用品店へ持ち込み修理を依頼する。
- チューブレスタイヤの場合、接着用の棒(ゴム製)を千枚通しのような器具で開いた穴にねじ込む簡易修理法が普及している。
- チューブ入りタイヤの場合、ホイールからタイヤを外しチューブを修理する必要がある。チューブレスタイヤの場合、タイヤの外側からも修理可能であるが、チューブ入りタイヤと同様の修理をすることが望ましい。
- 日本自動車連盟(JAF)ではスペアタイヤとの交換はしてくれるが、タイヤ自体の修理はしてくれない。なお、2006年7月から、会員の希望によりパンク修理剤を使った簡易修理も行われるようになったが、後述のように本格的なパンク修理はできなくなるので注意が必要である。
- 缶入りの瞬間パンク修理剤も市販されており緊急用としては有効。ただし、軽微なものにしか対応できないこと、本格的なパンク修理はできなくなる(要交換)などのデメリットもある。
[編集] 付記
- パンクは上記のようにタイヤに傷が付くことで起きる現象であるが、何となく空気が吹き出す印象から風船が破裂する現象との混線がある。そのため、一杯になりすぎて破裂する連想から、施設や機関が過剰使用によって機能不全になることもパンクと称する例がある。
- 空気バネの空気が抜けること、または抜くことも「パンク」という。パンクしたタイヤと同じ状態になることからこのように呼ばれるが、空気バネの場合は意識的に空気を抜く事例もある。
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