ビジネスコンビニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビジネスコンビニは、ビジネスのシーンで必要になる事務用品、印刷、製本などのサービスをあつかう店舗、あるいはその業態のこと。オフィスコンビニとも呼ばれることがある。
[編集] 概要
通常コピー・データ出力サービスを扱うPOD(プリントオンデマンド)の店舗指すことが多いが、近年サービスの多角化が進んでいる。 代表的なサービス提供者にはFedEx Kinko's(フェデックス キンコーズ、旧キンコーズ)、MBE(Mail Boxes Etc.)、DESK@(デスカット)などがある。
それぞれ簡単に見ていくと、フェデックス キンコーズは、POD路線で24時間営業を活かし印刷業からの受注や、店舗周辺の事業所のPOD需要を吸い上げる形で店舗を拡大している。オフィス24が運営するMBEは、私書箱や物流にもサービスを広げた多角化路線で住宅街などにも進出している。コクヨが運営するデスカットは、時間貸しのレンタルオフィスの老舗でモバイラー向けのサービスや事業用住所貸しサービス「バーチャルオフィス」等のサービスを拡大する一方、姉妹ブランド「ネットスクウェア」でオンデマンド印刷の店舗を展開する等今後の展開が注目される。
[編集] 競合
富士ゼロックスの提供するネットプリントは、インターネット経由で登録した文書ファイルを全国のセブンイレブンで印刷できるサービスである。一般的にビジネスコンビによりも印刷1枚辺りの値段が高いものの、近くのセブンイレブン店舗で印刷が可能である。