フィリップ・ラーヴ
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フィリップ・ラーヴ(Philip Rahv, 1908年3月10日 - 1973年12月22日)は、ウクライナ・クピン (Kupin) 出身のアメリカの文芸批評家 (literary critic)、エッセイスト、雑誌編集者。歴史・思想に立脚すべきであるというマルクス主義の立場を取る。 本名はイヴァン・グリンベルク、後にアイヴァン・グリーンバーグ Ivan Greenberg。 パレスチナを経て、後にアメリカに移住。ヘブライ語教師であり、晩年はブランダイス大学において教鞭をとった。
1932年アメリカ共産党に加盟し、1933年から1969年までウィリアム・フィリップス (William Phillips) と共に Partisan Review (en) を創刊し、編集。モダニズムを促進する。 また、ソール・ベロー、ロバート・ローウェル、カール・シャピロなどを育てる。
[編集] 作品
- Image and Idea (1949) - エッセー
- The Myth and the Powerhouse (1965) - エッセー
- Literature and the Sixth Sense (1969) - エッセー
- Essays on Literature and Politics: 1932-1972 (1978)