フォード・フェスティバ
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フォード・フェスティバ(初代) | |
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製造期間 | 1986年 - 1992年 |
ボディタイプ | 3ドア/5ドアハッチバック 4ドアセダン 5ドアステーションワゴン |
エンジン | B3型 1.3L 直4 SOHC 64ps 10.4kgm B1型 1.1L 直4 SOHC 52ps 8.8kgm |
トランスミッション | 4速MT/5速MT/3速AT |
駆動方式 | FF |
全長 | 3475mm |
全幅 | 1605mm |
全高 | 1460mm |
ホイールベース | 2295mm |
車両重量 | 700 - 780kg |
車台を共有 する車種 |
マツダ・DAプラットフォーム |
同クラスの車種 | トヨタ・スターレット 日産・マーチ ホンダ・シティ スズキ・カルタス ダイハツ・シャレード スバル・ジャスティ |
フォード・フェスティバ(2代目) | |
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フロント | |
リア | |
製造期間 | 1993年 - ? |
ボディタイプ | 3ドア/5ドアハッチバック 4ドアセダン |
エンジン | B3-MI型 1.3L 直4 SOHC 76ps 10.2kgm B5-ME型 1.5L 直4 SOHC 100ps 12.1kgm |
トランスミッション | 5速MT/4速AT |
駆動方式 | FF |
全長 | 3825mm |
全幅 | 1670mm |
全高 | 1440 - 1470mm |
ホイールベース | 2310mm |
車両重量 | 820 - 940kg |
車台を共有 する車種 |
マツダ・Dプラットフォーム |
同クラスの車種 | トヨタ・スターレット 日産・マーチ ホンダ・シティ スズキ・カルタス ダイハツ・シャレード |
フォード・フェスティバミニワゴン(3代目) | |
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製造期間 | 1996年 - 2000年 |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
エンジン | B3-ME型 1.3L 直4 SOHC 83ps 11kgm B5-ME型 1.5L 直4 SOHC 100ps 13kgm |
トランスミッション | 5速MT/4速AT/3速AT |
駆動方式 | FF |
全長 | 3800mm |
全幅 | 1650mm |
全高 | 1500 - 1535mm |
ホイールベース | 2390mm |
車両重量 | 910 - 990kg |
姉妹車/OEM | マツダ・デミオ |
車台を共有 する車種 |
マツダ・DWプラットフォーム |
同クラスの車種 | トヨタ・スターレット トヨタ・デュエット ダイハツ・ストーリア 日産・マーチ ホンダ・ロゴ |
フォード・フェスティバはマツダや起亜自動車が生産し、フォードの販売網で日本や米国などで発売されたサブコンパクトカー(バジェットカー)である。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(1986年 - 1992年)
マツダが開発して当時のオートラマ(現フォード店)で販売されていた車種。3ドアハッチバックでブリスターフェンダーがデザイン上の特徴である。直列4気筒SOHCの1100ccと1300ccが用意された。 エンジンは後にファミリアにも採用される事になるB型エンジンでこれは新規開発されたものだった。1100ccは4速マニュアルのみ、1300ccは5速マニュアルと3速ATが用意されていた。フロントダッシュボード内にクーラーボックスを備え、リアシートスライド機能やリアシートリクライニング機能、全席フルフラットにもなる多彩なシートレイアウト構造を持っていた。 これらのシートレイアウト構造はその後に登場するマツダ・デミオに引き継がれる事になる。 キャンバストップと呼ばれるオープンカー気分が味わえるサンルーフとヨーロッパテイストのデザインが人気を集める。尾崎亜美の音楽とともに田中康夫がフェステイバのPVに起用されキャンバストップを自分の言葉で語るなど、広報にも力が入っており、オートラマオリジナルブランドの車両としてそのイメージを牽引する役目を担っていた。代表格のキャンバストップの他に車内からスイッチコントロール出来る減衰可変式ダンパーを備えた「S」やその後のマイナーチェンジでフル革張りの内装を持つ「GHIA」、ファミリアの1600cc(B6型)のエンジンをショートストローク(BJ型)に改造して88psのDOHCエンジンを搭載した「GT-X」なども登場して幅広い層に好評を得ていた。またモデル末期には「GT-X」をベースにドイツのスカラ社がデザインした丸型ヘッドライトのフロントフェイスを持つ「GT-A」が300台限定で発売されている。
ヨーロッパではMazda121という名称で販売された。この車は韓国の起亜自動車でプライドという名称で生産・販売されていた。またこの車のプラットフォーム、マツダ・DAプラットフォームから2代目フェスティバ、オートザム・レビュー、マツダ・デミオ用の各プラットフォームが誕生している。
プライドはアメリカへ輸出されフェスティバとして販売されていた。またこのプライドには5ドアハッチバック、セダン(プライド・ベータ)、ワゴンもあり、モデル末期には日本にも5ドアとセダンが相次いで輸入され、それぞれフェスティバ5、フェスティバβとして販売された。韓国からの輸入車であるため日本仕様も左ハンドルである。
[編集] 2代目(1993年 - ?)
デザインを大幅に変更しクーペ風な外観にしたため、後部座席の居住性が犠牲になり、そのため日本では販売不振に陥る。これは北米市場からの要望からだといわれる。エンジンは1気筒当たり4バルブ化された直列4気筒SOHCの1300ccと1500ccを採用。シャシーは新たにマツダ・Dプラットフォームを採用しているものの、基本的にはDAプラットフォームに小改良を行ったキャリーオーバーであるため、特に見るべきところはない。また旧型のGT-Xにあたるスポーツモデルの設定がなかったため、DOHCエンジンは搭載されなかった。ちなみにこの車と同様のデザインを採用した8代目ファミリアのハッチバック「NEO」も極度の販売不振に陥った。
起亜での名称は「アヴェラ(Avella)」。プライド同様、こちらにも5ドアやセダン(アヴェラ・デルタ)が存在する。ちなみにアヴェラは新規車種としてプライドと併売された。アヴェラもプライドと同様にアメリカへ輸出され、フェスティバの後継車として「フォード・アスパイア(Aspire)」の名で販売された(なお、三菱・アスパイアとは一切関係ない)。
[編集] 3代目(1996年 - 2000年)
正確にはフェスティバは2代目で終焉を迎えることになったが、モデル末期にマツダ・デミオのOEM車両として併売されていたフェスティバ・ミニワゴンがフェスティバの名称を受け継ぐ事に。 しかし2000年に入りフォードがOEM車両の併売から欧米車のみの販売へと方針転換させたことにより、フェスティバ・ミニワゴンの販売終了をもってフェスティバの名称は姿を消した。
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