フランシスコ・フィリォ
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フランシスコ・フィリォ(Francisco Alves Filho、1971年1月10日 - )は、ブラジル人空手家。ブラジル出身。身長186cm、体重108.7kg。血液型はB型。
1991年に行われた極真会館主催の第5回全世界空手道選手権大会では、アンディ・フグに一本勝ち(止めがかかってからフィリォの放った上段回し蹴りによる失神KO。実際には反則になるが、大山倍達総裁の「止めがかかったとはいえ、その不意をつかれる者は勝者ではない」という判断により一本となった)。兄弟子のアデミール・ダ・コスタが第4回大会でアンディに敗れていたため、リベンジを果たした形となった。
1995年の第6回全世界空手道選手権大会では、第3位。
1997年にK-1参戦。デビュー戦の名古屋大会(7月20日)で、対戦相手のアンディ・フグを1Rの後半に出した一発のパンチでKOする。前年度のK-1王者を文字通り一撃で沈めたフィリォの登場は、極真空手の神話性を復活させるかのような衝撃を内外に与えた。K-1主催者の石井和義館長は当時のインタビューで、「フィリォの中に大山倍達総裁の姿を見た。」と語っている。
2006年5月には、ブラジルに「フランシスコ・フィリォ 一撃アカデミ―」を設立。
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[編集] 来歴
- 1995年3月18日 百人組手完遂
- 1995年11月3-5日 第6回全世界空手道選手権大会(極真会館(松井館長)主催)第3位。
- 1997年4月20日 第1回全世界ウェイト制空手道選手権大会(極真会館(松井館長)主催)重量級優勝。
- 1997年 K-1 WORLD GP 1997 第3位
- 1999年11月5-7日 第7回全世界空手道選手権大会(極真会館(松井館長)主催)優勝。決勝戦で数見肇を破る。(外人選手として初の世界選手権王者となる)
- 2000年 K-1 WORLD GP 2000 第3位。
- 2001年 K-1 WORLD GP 2001 準優勝。
[編集] 逸話
- アンディ・フグの踵落しを足で止めた
[編集] 獲得タイトル
- 第7回全世界空手道選手権大会 優勝
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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