フレイルチェスト
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フレイルチェスト（胸壁動揺）とは、単独ないし複数の各肋骨において二箇所以上の骨折をきたし、患者の呼吸運動によって起こる胸腔内圧に対し他の肋骨とは独立した運動をみる助骨骨折様式。激痛を伴い患者の呼吸を著しく障害する。
通常呼気時に肋骨は尾側に回転し肺を押し縮めるが、二箇所以上で骨折した肋骨は胸腔内圧の上昇により逆に遠位に動揺する。吸気時には胸腔内圧（陰圧）により近位に動揺する。要するにベコベコ。
[編集] 応急手当て
動揺を最小限にする。
[編集] 手技
布などを厚手にし骨折面をゆっくりしっかりと押さえる。 押さえたものをテープなどで体幹に固定する。
