プログラムマネージャ
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プログラムマネージャはWindows 3.x及びWindows NT 3.xに搭載されているシェルである。プログラムマネージャの中にプログラムグループと呼ばれるフォルダのような入れ物の中にアイコンを使ったプログラムのショートカットなどを作成、表示することによって成り立っている。実行ファイル名はProgman.exe。
Windowsの終了、再起動もここから行うようになっている。また、Windows 95、Windows NT 4.0以降に搭載されているWindows Explorerとは違い、シェルとファイル管理ソフト(ファイルマネージャ)は完全に分離されている。
Windows 95、Windows NT 4.0からはWindows Explorerと呼ばれるシェルが使われるようになったが、プログラムマネージャそのものは残っており、レジストリを書き換えることによってWindows Explorerの代わりに利用することができる。大抵の環境ではルートディレクトリにあるWindowsフォルダ、もしくはWindowsフォルダの中のSystemフォルダにプログラムマネージャは格納されている。(ex C:\WINDOWS\SYSTEM32\PROGMAN.exe) ただし、シェルとして利用している場合、デスクトップにアイコンを配置できないなどの一部機能制限がある。
その後のWindowsにもプログラムマネージャは同梱されていたが、Windows XP Service Pack 2からはProgman.exeは存在するもののプログラムマネージャは起動できなくなった。[1]
また、ファイルマネージャもWindows 95以降にも搭載されていたが、Windows 2000以降はプログラム自体存在しなくなった。