ベーカーズフィールド
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ベーカーズフィールド(Bakersfield)はカリフォルニア州中南部に位置する内陸の都市。人口は約28万人(2004年)で、単独で都市圏を形成する。また、フレズノと同様、サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶ中継点に位置しており、近辺の商業中心地であるほか、周辺の農作物集散地として機能する。日本語表記は定まっておらず、ベイカーズと発音したり、またベーカースと濁らなかったり、様々である。
一帯には肥沃な農地が広がり、野菜、果物、綿花を集散するほか、アルファルファなどの牧草栽培も盛ん。また、19世紀に油田が発見されてから石油精製が市の主産業となっており、石油化学工業都市として知られる。
市名の由来は、1860年に都市を創設したトーマス・ベイカー(Thomas Baker)に因む。和歌山市と姉妹都市提携を結んでいる。
[編集] 地理
ベーカーズフィールドは、北緯35度21分26秒、西経119度1分54秒にある。アメリカ合衆国統計局の調査によると、296.3km2を占め、292.9km2が陸であり、3.4km2が池や川である。1.14%を水が占めている。
[編集] 統計
2000年の統計によると、247,057人が住んでおり、83,441の世帯、60,995の家族が住んでいる。人口密度は、843.4人/km2である。88,262件の住居があり、301.3件/km2である。人口の61.87%が白人、9.16%がアフリカ系アメリカ人、1.40%がアメリカ先住民、4.33%がアジア系、0.12%がハワイやグアムなどの太平洋の島々からの移民、18.68%がそのほかの民族や人種、4.43%が2つ以上の民族や人種を親に持ち、32.45%がヒスパニック系である。
83,441世帯のうち、42.5%が18歳未満の子供と一緒に生活しており、52.1%は夫婦で生活している。15.5%は未婚の女性が世帯主であり、26.9%は結婚していない。21.5%は1人以上の独身の居住者が住んでおり、7.2%は65歳以上で独身である。1世帯の平均人数は2.92人であり、結婚している家庭の場合は、3.41人である。
人口の32.7%が18歳未満で、10.1%が18歳から24歳、29.9%が25歳から44歳、18.6%が45歳から64歳、8.8%が65歳以上である。平均年齢は30歳である。女性100人に対し、94.6人が男性である。18歳以上の女性100人に対し、90.8人が18歳以上の男性である。
1世帯の平均年収は、39,982ドルであり、結婚している家庭の場合は45,556ドルである。男性の平均収入が38,834ドルであるのに対し、女性は27,148ドルである。住民1人当たりの収入は17,678ドルであり、人口の18.0%、14.6%の家庭が貧困状態にある。18歳未満の24.4%、65歳以上の8.4%が貧困状態にある。
[編集] スポーツ
- ベーカーズフィールド・ブレイズ - 野球 , カリフォルニアリーグ(California League)
- ベーカーズフィールド・コンダーズ - アイスホッケー , SCHL (ECHL)
- ベーカーズフィールド・ブリッツ - アリーナフットボール , Af2 (Af2)
- ベーカーズフィールド・ジャム - バスケットボール , NBADL
- ベーカーズフィールド・ブリゲード - サッカー , USL Premier Development League