ホンダ・トルネオ
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トルネオ(TORNEO)は、本田技研工業で製造されていた自動車である。なお、フォード・モーターが欧州で生産しているワゴン車、フォード・トルネオ(日本未発売、Ford Torneo)とは一切関係ない。
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[編集] スタイル・機構
水冷直列4気筒エンジンを横置に搭載したFFレイアウトを採用している(4WD車もラインアップ)。
「ユーロR」は、H22A型2200ccDOHCVTEC(220ps)エンジン搭載。他にはF20B型2000ccSOHC(FF:150ps、4WD:148ps)と同DOHC(5MT:200ps、AT:180ps)、下位グレードにはF18B型1800ccSOHC(140ps)エンジンが搭載される。
6代目アコードの姉妹車で、ラインナップは4ドアセダンのみ。アスコット(プリモ店)/ラファーガ(ベルノ店)の後継に位置付けられる。アコードとはフロントグリル、ヘッドライト周りとテールライト周りが異なる。
キャッチコピ-は「TOURING-NEO」。
当時(97年)としては珍しい、ディスチャージヘッドライトを廉価グレートを除く全車に標準装備していた(アコードも同様)。
2002年に姉妹車のアコードがフルモデルチェンジで3ナンバー化することと、セダン需要の低迷から販売力をアコードのみに集約する為廃止となった。
[編集] 歴史
- 1997年9月 6代目アコードとともに登場した。
- 1999年 マイナーチェンジでヘッドライトやグリル、テールランプ等を小変更。
- 2000年 「ユーロR」発売。同時に2000ccDOHC・5MTの「SiR-T」を廃止。
- 2002年 7代目アコードの登場とともに生産中止。