ホンダ1300
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ1300(HONDA 1300)は本田技研工業がかつて生産していた4ドアセダンおよびクーペ型の自動車。
途中マイナーチェンジで1450cc水冷エンジンを得て「145」という名称に変わったが、基本的には同じ車である。 駆動方式はフロントエンジン・フロントドライブ。
[編集] 歴史
1969年登場。
[編集] スタイル・機構
- 左右に分かれたフロントグリルなど、クセのある顔つき(スポーツ・グレード系)
- 本田宗一郎のこだわりとしてDDAC(デュオ・ダイナ・エア・クーリング)と呼ばれる機構の空冷4気筒シングルカムエンジンを採用。
- 当時の1.3リッターエンジンとしては驚異的な馬力を発生。
- シングルキャブ仕様で100PS/7200rpm 4キャブレーター仕様で115PS/7500rpm。
- 後に発売となるクーペモデルはシングルキャブ仕様で95PS/7000rpm 4キャブレーター仕様で110PS/7300rpm。
- この時代の、しかもファミリーカーにも関わらずオールアルミ製のドライサンプ構造のエンジンを搭載
- オールアルミ製にも関わらずエンジン構造がとても複雑で重い物だったのでとても曲がらない車となっていた。
- PCDが120mmという特殊な規格のホイールハブを採用(ちなみに初代シビックおよび初代アコードもこのホンダ1300用のホイールハブを流用していた)。