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マリオ・ハース |
名前 |
愛称 |
|
カタカナ |
マリオ・ハース |
ラテン文字表記 |
Mario HAAS |
基本情報 |
国籍 |
オーストリア |
誕生日 |
1974年9月16日 |
出身地 |
グラーツ |
身長 |
182cm |
体重 |
82kg |
選手情報 |
在籍チーム |
シュトルム・グラーツ |
ポジション |
FW |
背番号 |
18 |
利き足 |
右足 |
代表歴 |
キャップ |
40 |
得点/失点 |
7 |
|
■Template(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
マリオ・ハース(Mario Haas、1974年9月16日 - )は、オーストリア・グラーツ出身のサッカー選手である。ポジションはFW。1998年W杯などオーストリア代表に選出されたこともある。
1992年、シュトルム・グラーツに入団。その後、同クラブの監督に就任したイヴィツァ・オシムの指揮の下で、クラブの黄金時代を築くメンバーの一人となった(一時期、フランスのRCストラスブールにも所属)。2005年からはJリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉でプレー。 2006年、ナビスコカップ決勝で負った靭帯負傷(前十時靭帯損傷)の治療の為、11月14日にオ-ストリアに帰国。そのままジェフユナイテッド市原・千葉より退団した。 その後、2007年に古巣のシュトルム・グラーツに復帰した
[編集] プレースタイル
- かつてジェフ市原(現千葉)に所属した崔龍洙とは対照的なタイプのFWで、最前線でプレーするより下がり目のポジションでボールを受け、中盤でタメをつくることを得意としている。自ら強引にシュートまで持ち込むというより、チームプレーに徹して味方のチャンスを演出することをいとわない。
- 判断力に長け、足も速く、両足どちらからでも強烈なシュートを打つことができる。簡単なシュートを外してしまうことがあるのでゴール量産とはならないが、難易度の高い、華麗なゴールで見る者を魅了する。
- 試合中、ここぞというときに淡白なプレーをすることが少なくない。また、審判の判定に執拗に異議を唱えたり、相手選手へのラフプレーもやや目立つ。
[編集] 選手経歴
[編集] 個人成績
年度 |
チーム |
リーグ |
背番号 |
リーグ戦 |
カップ戦 |
天皇杯 |
J・J1 |
J2 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
出場 |
得点 |
2005年 |
千葉 |
J1 |
10 |
25 |
6 |
- |
2 |
0 |
2 |
1 |
2006年 |
千葉 |
J1 |
10 |
|
|
- |
|
|
|
|
通算 |
25 |
6 |
- |
2 |
0 |
2 |
1 |
[編集] 備考
- グラーツ時代、ときおり魅せるスーパープレーから「スーパー・マリオ」と命名された。
- 「史上最強の助っ人」と称された崔龍洙が京都パープルサンガ、ジュビロ磐田へと移籍し、さらに村井慎二がジュビロ磐田へ移籍してしまったとき、「ジェフの得点パターンを(磐田に)丸ごと持っていかれてしまった」とサポーターの憤激は絶えなかったが、その移籍後に加入したハースのプレイスタイルの方が千葉のサッカーには適していたと言えなくもない。しかし、贅沢な望みを持つファンは、「崔とハース、さらに巻が揃っていたら」と考えた。