ミクトランテクートリ
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アステカ神話においてミクトランテクートリ(Mictlantecuhtli, “ミクトランの主”という意味)は最下層の冥府ミクトランの王にして死の神である。妻のミクテカシワトルと共に窓のない家に住んで死者を支配している。
ミクトランテクートリは蜘蛛、フクロウ、蝙蝠、間際、北の方角に関連付けられ、血まみれの骸骨または歯をむき出した人として描かれる。彼の頭飾りはフクロウの羽と紙の旗で飾られており、人の目玉の首飾りを付けている。
双子の神ケツァルコアトルとショロトルは新しく人間を再生させるために前の時代の人間の骨を盗み出した。ミクトランテクートリは追いかけ、彼らは骨を落として折ってしまったため、創造された人間も背格好もバラバラとなった。