モリユウプリンス
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1989年5月5日 |
死没 | 1998年2月26日 |
父 | ヤワ |
母 | オリーフラワー |
生産 | 小林米春 |
生国 | 日本(北海道門別町) |
馬主 | 森山恭子 |
調教師 | 千葉四美(水沢) |
競走成績 | 48戦17勝 |
獲得賞金 | 2億4185万1000円 |
モリユウプリンスは、日本の競走馬。トウケイニセイのライバル。
トウケイニセイの2年後輩だが、彼の休養で全く同時代に活躍した。みちのくの強力コンビとして一世を風靡した。重賞戦はことごとくT&Mのマッチレースで、ファンを大いに沸かせた。2強の直接対決15回の内、トウケイが13回先着し圧倒したが、モリユウの意地が爆発したのが平成6年、7年の岩手の天皇賞といわれるレースである、みちのく大賞典で、トウケイを2度負かしたのはモリユウだけという輝かしい勲章を残した。タイトルは重賞9を含め12だったが、モリユウにはトウケイの素晴らしいライバル、偉大なるNo.2としての誇りがあった。 翌平成9年2月26日動脈瘤破裂を起こし急死した。現役のまま病気でなくなった悲運の名馬といえよう。