リカルド・ペレイラ
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リカルド・アレクサンドレ・マルティンス・ソアレス・ペレイラ(Ricardo Alexandre Martins Soares Pereira, 1976年2月11日 - )はポルトガル、モンティジョ出身のサッカー選手。ポジションはゴールキーパー。身長186cm、体重80kg。
ボアビアスタの守護神として活躍し、代表レギュラーの座を掴んだ選手。ポルトガルのゴールキーパーでは最高の安定感を誇り、ハイボールにも強い。コーナーキック時の判断力など弱点はあるものの素晴らしいゴールキーパーといえる。
2002 FIFAワールドカップ日韓大会では正ゴールキーパーの座を奪われたものの、EURO2004からは再びレギュラーに返り咲いた。
世界的にみればややムラがあるものの、PK戦では強さを発揮する。EURO2004準決勝のイングランド戦でのPK戦では、6人目のダリウス・バッセルを見事にセーブし、その後自らがキッカーとなりきっちりと決め、準決勝進出に貢献した。さらに2006 FIFAワールドカップでは、準々決勝で再びイングランドと対戦しPK戦までもつれ込んだが、ここでもリカルドはフランク・ランパード、スティーブン・ジェラード、ジェイミー・キャラガーの3人のPKを見事にセーブ、イングランドに再びPK戦で勝利し、ポルトガル代表を40年ぶりの準決勝進出に導いた(唯一決められたオーウェン・ハーグリーブスに対しても、1度はボールに触っていた)。 4本中3本のPKを止めたのは、ワールドカップ史上初の快挙であった。
[編集] 所属クラブ
- モンティジョ(ポルトガル) 1997-2001
- ボアビスタ(ポルトガル) 2001-2004
- スポルティング・リスボン(ポルトガル) 2004-
スポルティング・リスボン - 2006-2007 |
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1 リカルド | 4 アンデルソン・P | 8 ロニー | 10 カルロス・マルチンス | 11 テージョ | 12 カネイラ | 13 トネル | 15 ミゲル・ガルシア | 16 チアゴ | 18 ナニ | 19 アレクサンドロ | 20 ジャロー | 21 ファルネルド | 22 ルイ・パトリシオ | 24 ミゲル・ヴェローゾ | 27 クストージオ | 28 ジョアン・モウチーニョ | 30 ロマニョーリ | 31 リエヂソン | 34 ジョアン・アウベス | 76 パレデス | 78 アベル | 80 ブエノ | 監督 パウロ・ベント | |