リシャール・ガスケ
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リシャール・ガスケ |
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基本情報 |
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英語名 | Richard Gasquet |
国籍 | フランス |
出身地 | 同・ベジエ |
生年月日 | 1986年6月18日 |
身長 | 185cm |
体重 | 75kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 2002年 |
ツアー通算 | 5勝 |
シングルス | 4勝 |
ダブルス | 1勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 4回戦(2007) |
全仏 | 3回戦(2005) |
全英 | 4回戦(2005) |
全米 | 4回戦(2005・06) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 12位 |
ダブルス | 94位 |
Template |
リシャール・ガスケ(Richard Gasquet, 1986年6月18日 - )は、フランス・ベジエ出身の男子プロテニス選手。伝統の長いフランスのテニス界で、伸び盛りの若手男子選手の1人として活躍している。2004年の全仏オープン混合ダブルス部門に18歳で優勝した後、2005年に男子ツアーでシングルス初優勝を挙げ、2006年にシングルスで年間3勝を記録した。シングルス自己最高ランキングは12位。これまでにATPツアーでシングルス4勝、ダブルス1勝を挙げている。身長185cm、体重75kg、右利き。
4歳からテニスを始める。ガスケの父親はテニスクラブの経営者で、母親もテニスコーチという恵まれた家庭に育ち、早くも9歳の時に「フランス・テニス・マガジン」1996年2月号の表紙に掲載されたことがあった。ジュニア時代、2002年の全仏オープンと全米オープンのジュニア男子シングルス部門で優勝したことがあり、全米ジュニア決勝ではキプロスのマルコス・バグダティスを破っている。同年にプロ入りし、直ちに年末の世界ランキングで166位に入った。2004年の全仏オープン混合ダブルス部門で、ガスケは同じフランスのタチアナ・ゴロビンとペアを組み、ジンバブエのウェイン・ブラック&カーラ・ブラック組(この2人は兄と妹)を 6-3, 6-4 で破って優勝した。当時ガスケは18歳、ゴロビンは16歳で、2人の混合ダブルス優勝は地元ファンを大いに喜ばせた。2005年6月、イギリス・ノッティンガム大会の決勝でマックス・ミールヌイを 6-2, 6-3 で破り、男子ツアー大会のシングルス初優勝を果たす。この後、ガスケはウィンブルドンと全米オープンで4回戦に進出し、全米オープン終了後に世界ランキング12位をマークした。
2006年のシーズン前半はやや不調であったが、6月のノッティンガム大会で2連覇を果たし、7月第2週のスイス・グスタッド大会と10月第3週のフランス・リヨン大会でも優勝して、シングルスで年間3勝を記録した。10月初頭のフランス・メッツ大会では、同じフランスのファブリス・サントロと組んでダブルス初優勝も果たしている。4大大会では全米オープンで2年連続の4回戦に進出したが、まだベスト8以上の成績はない。
ガスケと同世代の男子プロテニス選手には、2005年・2006年の全仏オープンを連覇したスペインのラファエル・ナダルや、同じフランスのガエル・モンフィス(この2人はガスケと同じ年)、イギリスのアンディ・マレーなどがいる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: フランスのテニス選手 | 1986年生