リバース・インディアン・デスロック
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リバース・インディアン・デスロック(Reverse Indian deathlock)は、プロレス技の名称。
アントニオ猪木の得意技。うつ伏せにした相手の交差させた足を極める技であり、自分の片足を相手の交差した両足に入れながら、そのまま後ろへ受身を取りダメージを与える。両手を叩きながら観客を煽り、派手に後ろへ倒れこむ様は、歌舞伎でいうところの大見得であり、猪木が逆襲に転じる際の大きな見せ場の一つとなっていた。
原型はインディアンが実際に使っていた拷問技で、もともとは仰向けの相手に仕掛け、仕掛ける側は相手の方を向いた状態で絞め上げるものだったが(ハーリー・レイスなどが使っている)、それらをすべて反対にするアレンジを施した(つまり、リバースした)のは猪木とされる。
[編集] 派生技
[編集] 鎌固め
足のロックをそのままに自らブリッジして相手の顎をつかみ同時に絞め上げる技。全盛期の猪木が得意としていた技で、後には馳浩が受け継いで使っていた。 アメリカではムタロックと言われ、名前の通りグレート・ムタの鎌固めである。
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