レオポルド・ノビーリ
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レオポルド・ノビーリ(Leopoldo Nobili、1784年 - 1835年)は19世紀始めのイタリアの物理学者、発明家である。熱力学や電気化学の研究のためのいろいろな装置を発明した。
ガルファニャーナのTrassilicoに生れた。モデナの士官学校を卒業して、技術将校になり、ナポレオン戦争に参加した。
1828年に電流計を作った。1850年に赤外線などの研究を行ったマセドニオ・メローニ(1798-1854)とともに、熱電対、電流計をつかった研究を行った。
当時のイタリアの科学界を指導者であるヴィンチェンツォ・アンティノーリ(w:Vincenzo Antinori、1792 - 1865)とともにRegal Museum of Physics and Natural Historyで物理を教えた。