レオーン4世
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レオーン4世“ハザロス”(ギリシア語:Λέων Δ' ο Χάζαρος (Lēon IV o Khazaros)、750年 - 780年9月8日)は、東ローマ帝国イサウリア王朝の第3代皇帝(在位:775年 - 780年)。同王朝第2代皇帝コンスタンティノス5世の子。「ハザロス」は母イレーネーがハザールの出身だったために付けられたあだ名。
イコン破壊運動(イコノクラスム)に対して寛容な態度を取ったため、イコン破壊運動は鳴りを潜めたのである。780年、わずか30歳という若さで死去。残された子供のコンスタンティノス6世が幼かったため、レオーンの皇后のエイレーネーが実権を掌握した。
東ローマ帝国イサウリア王朝 | ||
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