レーザー脱毛
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レーザー脱毛(レーザーだつもう)とは、レーザー光が特定の色に吸収されるという特性を用いた、脱毛方法のひとつ。レーザーの種類としては固体レーザーとなる。照射には医師免許が必要とされるが、エステティックなどでも使用されているため、クリニックでの照射を医療レーザー脱毛と区別して呼ぶこともある。
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[編集] 原理
黒色、または茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚に照射することで、毛や毛根、周辺組織にダメージを与え、脱毛する。
毛のライフサイクルのうち、成長期に照射した分のみが永久的に脱毛されるといわれる。これは、毛根に対して十分な熱量が与えられるのがこの期間に限られるからである。故に、1回の処置では脱毛効果は体感しづらい。毛周期にもよるが適切な熱量、間隔で照射した場合、3回以上の照射で50%以上が脱毛できるといわれる。
[編集] 種類
レーザー脱毛にはいくつか媒体が使用されている。
[編集] ルビー
波長:694nm
[編集] アレキサンドライト
波長:755nm
[編集] ダイオード
波長:800nm(可変である)
[編集] YAG
波長:1064nm(NdYAG)
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