ロビー・クリーガー
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ロビー・クリーガー ( Robby Krieger, 本名Robert Alan Krieger, 1947年1月8日 - ) は、アメリカ合衆国のギタリスト。ロックバンド、ドアーズのメンバー。
[編集] 人物
クリーガーはギターをサンフランシスコ湾地域にある寄宿学校のメンロ・スクール在学時に学んだ。彼はウクレレをチューニングしフラメンコ・ギターのレコードを真似ることから始めた。後に彼は1963年のクリスマス休暇にプエルト・バジャルタでフラメンコ・ギターを購入し、その演奏スタイルをマスターした。
ドアーズ時代の彼は、どちらかと言うとギタリストとしての評価は高くはなく、作曲(作詞)家として認知されている。ドアーズが発表した13曲のシングルA面のうち8曲が彼の手によるものである(「まぼろしの世界」は作曲のみ)。そのほとんどがポップでチャーミングな曲であり、ボーカルのジム・モリソンの魅力を引き出し、バンドの音楽性を広げるのに貢献している。
元々ドアーズの音楽は、曲調が暗く大衆性に欠けるところがあり、特にリーダー格のレイ・マンザレクとメンバーの顔であるジム・モリソンにその傾向が強かったためか、デビュー当時、アメリカ全土での一般的な知名度は低かった。しかし、クリーガーが中心になって作られた「ハートに火をつけて」の爆発的な人気がきっかけとなり、バンドが全米でブレイクした経緯がある。その他、「ラブ・ミー・トゥー・タイムス」「タッチ・ミー」「あの娘に狂って」等のヒットがある。
1973年のドアーズの解散後、クリーガーはロビー・クリーガー・バンドを結成したが、バンドは短期間の活動後解散した。
彼は後に、ブルー・オイスター・カルトのアルバムに参加したり、2002年にはレイ・マンザレク、イアン・アシュベリー、スチュワート・コープランドらとドアーズを再結成した。
彼は現在21世紀のドアーズとして活動している。ギタリストとしては、ドアーズ解散後の方が評価が高い。