ワイプ
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ワイプとは、主にテレビ番組などで、画面の隅に小さい別の画面を表示する手法、またその小さい画面のことを指す。
俗に、ワイプに対象物を映すことを『ワイプで抜く』、また逆に映されることを『ワイプで抜かれる』と言うことがある。
[編集] 由来
元々は、画面の片隅から別の画面を徐々に大きくしながら表示する手法を、元の画面を拭き取るように見えることから、『ワイプ』と呼んだのが始まり。
その後、徐々に大きくする処理を省略して単に小さい画面を表示する場合でも、『ワイプ』と呼ばれるようになったと見られる。
[編集] 使用される場面
よく見られる使われ方としては、以下のようなものがある。
- 映画・ドラマで、場面転換の他、視点や時間などが変わったことを示す
- テレビ番組で、中継先の映像を同時に表示する
- テレビ番組で、VTRを見ている際の出演者の様子を同時に表示する