ワタリアホウドリ
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ワタリアホウドリ | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Diomedea exulans | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Wandering Albatross |
ワタリアホウドリ(渡信天翁:学名Diomedea exulans)は、ミズナギドリ目アホウドリ科に分類される鳥。体長120cm、翼開長300cmに達する世界最大級の海鳥として知られる。最大で翼開長363cmの個体の記録があり、これは翼開長としては鳥類最大のものである。
南半球に分布しているが、カリフォルニア、地中海など北半球にも稀にあらわれる。日本でも「迷鳥」として1度だけ記録されている。
繁殖は洋上の島嶼でおこなうが、抱卵期間75~85日、ヒナが巣立つまでの期間9ヶ月~1年、ヒナが繁殖できる成鳥になるまでの期間7~8年はどれも鳥類最長の部類にはいる。抱卵と育すうの期間を合わせると1年を超えることもあり、ふつう親鳥は隔年でしか繁殖しない。
若鳥は全身の羽毛が褐色だが、年をとるにしたがって胴体の羽毛が白くなってゆく。寿命は平均30年、最長50年ほどと考えられている。
魚やイカを捕食するが、近年はマグロ延縄などにかかって溺死する個体が多いという。
[編集] Sibley分類体系上の位置
[編集] Status
- VULNERABLE(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
カテゴリ: Vulnerable | アホウドリ科 | 海鳥