ヴィローチャナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴィローチャナ(Virocana)は、インド神話や仏教説話で古くから、アスラ(Asura阿修羅)族の王、あるいは単に太陽神とされる。
阿修羅の魔王ヒラニヤカシプの孫にあたり、プラフーダの子。魔王バリの父。
かつて、デーヴァ神群の王インドラ(帝釈天)とともに、「本当の自我とは何か」という真理を求めその奥義を得てヴィローチャナは満足し、アスラたちに伝えたという。
それは「美しい飾りをつけ、水や鏡に映る身像、それこそ自我であり、梵(宇宙の真理)である」というものであったという。
ヴィローチャナの悟った奥義・関連リンク