ヴォルフガング・パノフスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴォルフガング・パノフスキー(Wolfgang Kurt Hermann Panofsky, 1919年4月24日 - )はドイツ生まれのアメリカ合衆国の物理学者である。スタンフォード線形加速器センターの創設者・初代所長である。
父親は美術史家のエルヴィン・パノフスキー Erwin Panofsky である。1934年にアメリカに渡り、1942年にアメリカに帰化した。プリンストン大学、カリフォルニア工科大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校の助教授、スタンフォード大学の教授となった。1961年に初代のスタンフォード線形加速器センターの所長となった。
1985年から素粒子物理学の功績に対してアメリカ物理学会などが授与するパノフスキー賞が設けられている。