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一日市の盆踊(ひといちのぼんおどり)は、秋田県八郎潟町一日市で行われる盆踊り。毎年8月18日から20日に行われる。毛馬内の盆踊、西馬音内の盆踊と合わせて、同県内での三大盆踊りと称される。
起源については明らかではないが、当地に羽州街道の宿場や津軽藩の本陣が設置され栄えた寛文年間の頃には現在の形が定まったとされる。死者を弔うために死者の姿に仮装して踊られていたが、時が経つにつれ「仮装」がクローズアップされるようになった。現在では浴衣姿のほか、僧侶や力士、花魁、洋装など、様々な姿に仮装した踊り手が通りにあふれる。