三津田信三
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三津田 信三(みつだ しんぞう)は小説家、推理作家、ホラー作家、編集者。2001年、『ホラー作家の棲む家』で作家デビュー。
編集者としての主な企画に、『ワールド・ミステリー・ツアー13』シリーズ、『日本怪奇幻想紀行』シリーズ、ホラージャパネスク叢書など。
密室からの人間消失や、閉鎖空間での連続殺人(いわゆる「嵐の山荘」もの)に代表される本格・新本格推理小説のテイストと、土俗的・民俗学的な怪奇譚の融合を図る作風をもつ。ことに、流浪の幻想小説家、刀城言耶(とうじょう げんや)を語り手としたシリーズでは、最後のページを読むまで、その作品が推理小説なのか怪奇譚なのかわからないという構造が特徴的である。
[編集] 作品リスト
[編集] 三津田信三シリーズ
- ホラー作家の棲む家(2001、講談社ノベルス)
- 作者不詳~ミステリ作家の読む本(2002、講談社ノベルス)
- 蛇棺葬(2003、講談社ノベルス)
- 百蛇堂~怪談作家の語る話(2003、講談社ノベルス)
- シェルター 終末の殺人(2004、東京創元社)
[編集] 刀城言耶シリーズ
- 厭魅(まじもの)の如き憑くもの(2006、原書房)
- 凶鳥の如き忌むもの(2006、講談社ノベルス)